昨日は飲みすぎた…、と思いながら家を出る。
まずは、都筑区民まつりの会場へ。
関係しているところ、お世話になっているところのブースを回り、挨拶。
これも校長としての大事な仕事のひとつなのです。
そのあとは、お台場の日本科学未来館へ。
本当はゆっくり見たいんだけど、今日は残念ながらその時間がない。
今回の目的は、そこを会場に行われた「明日のダ・ヴィンチを探せ! HPスーパーサイエンスキッズ」のカンファレンスに出席し、パネルディスカッションでパネラーを務めるため。
他のパネラーは、
・キム・ローズさん(Viewpoints Research Institute Executive Director)
・杉山知之さん(デジタルハリウッド大学 学校長/工学博士)
・水口哲也さん(キューエンタテインメント株式会社代表取締役CCO
刺激になりそう。
パネルディスカッションのパネラーは4年ぶりくらい。
前回は、シダックスの志太さん、松井証券の松井さん、サイバーエージェントの藤田さんと一緒だった。
正直、パネルディスカッションは嫌い。テンポというか、メッセージの伝わりにくさというか、どうも苦手だ。
でも今回は、なんとなく楽しそうなことが起こりそうということと、テーマに深く共感できたのでお引き受けした。
HPスーパーサイエンスキッズプロジェクトは、
子ども達の創造性を伸ばし、「科学」的な思考力を育て、「何かを発見し、創作する」ことの面白さを楽しみながら学んでもらいたい。また、子ども達の「理科離れ」対策や「ICT(Information and Communication Technology)を活用した教育の普及」の一助として、『世界的なクリエーター/サイエンティストの卵を発見し、その育成をサポートする』ことを目的に、紙と鉛筆に変わる魔法のソフトウェア「スクイーク」を用いたコンテストを実施します。また、コンテストと並行して全国各地での(コンテスト対象年齢向け)「スクイーク・ワークショップ」を開催します。
(http://www.supersciencekids.com/より引用)
というもの。僕は、このアドバイザリーボードの一員として協力している。
夏休み中に、学区の小学生と中学生を対象に、このスクイークをつかった2日間のワークショップを開催した。(残念ながら2日目は台風のため中止。)
あっという間に子どもたちは、スクイークを覚え、おもしろいゲームなどをつくった。
スクイークをPCの中だけではなく、現実の世界とつなげることで、いろいろ応用できそうな素晴らしいツール。
このスクイークを開発し、先導しているのが、アラン・ケイさん。
言わずと知れた「パソコンの父」である。
とにかく、すごい人なのである。
この人の名前を初めて聞いたのは、大学1年生の時の有澤先生の講義でのこと。
ということで、今回のカンファレンスには、そのアラン・ケイさんも来ていて、基調講演をされた。
パネルディスカッションの準備があるため、その基調講演は途中までしか聴くことができなかったが、
むちゃくちゃ刺激を受けた。
ということで、パネルディスカッション終了後に、ご挨拶をし、握手、記念撮影。
ちなみに、パネルディスカッションは「過去、人類の科学技術発明で最大のものは何か?」という質問に、パネラーが一人ずつ答えながら自己紹介をする、というスタート。
この質問は事前に知らされていたが、それぞれどんな答えをするかは、本番までお互い秘密にしていた。
ちなみに僕は「紙と鉛筆」と答えました。
これで時間と空間を超えることができたからね、人類は。
そうだ。
ちなみにアラン・ケイさんのノートPCは、PanasonicのLet's note でした。