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2005年12月

2005年12月 7日

サンタさん、来ないよ。

あー、そんなことしてたら、サンタさんが来ないよー。
サンタさんが来なくなっちゃうから、早くこれやっちゃおうよ!

12月になってから、サンタクロースをダシにモユとコタロウに言い聞かせることが増えた。

でも、本当はこういうやりとりは良くないんだな。
サンタが来るか来ないかは関係ないんだから。

ということで、もう言わないようにしよう、と帰りがけにサンタクロースのクリスマスイルミネーションを見て思った。

2005年12月18日

ベビーベッドは秘密基地

そろそろ出てきてもいいかなという具合の第三子のためにレンタルしたベビーベッドが届く。

「これは赤ちゃんのベッドだから、乗ったりしないように。」という言いつけを守れたのは1日だけ。
洗いあがったシーツを干すためにベビーベッドに掛けていたら、さっそく二人は遊びだした。

まずはモユがベッドに這い上がる。
そこにコタロウがせっせと絵本やら何やら運ぶ。

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数十冊の絵本を運び込み満足。

その後は、すっかりベビーベッドは二人の秘密基地と化した。
やっぱりある程度の狭いところは、落ち着くもんなんだな。

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赤ちゃんが寝ているところに、絵本を放り投げないといいのだが…。

2005年12月20日

7秒前に地震が発生するのがわかったらなにをしますか?

また遅刻をしてしまった。

先週金曜日も17時30分に丸の内で開かれた会議に20分遅れた。
今日も17時30分四谷のアポに25分も遅刻…。

鷺沼から渋谷方面の急行に予定通り乗れれば、都心まではかなり近いのだが、一本急行を逃すと大きな遅刻となる。

遅刻するとストレスを感じる。


本日の訪問先は、ある方から紹介してもらった特定非営利活動法人リアルタイム地震情報利用協議会。怪しげな名前だ。

要するに地震の発生する数秒前に「震度●くらいの地震が起きますよ」と知らせてくれるということ。

学校や自宅に下の写真のような装置を置き、ネットワークに接続する。
CIMG8883.jpg
今はインターネットが主のようだが、将来的には地上波デジタルや衛星のネットワークも活用できるとのこと。

センターで地震発生をキャッチ、各端末にそれを知らせ、端末で何秒後にどれくらいの震度の地震が発生するか計算し警報を鳴らす。
詳しくは、こちらをどうぞ。

この仕組みを学校で導入すれば、数秒前だとしても何からの手を打てるだろうし、学校の放送設備を使えば近隣の住民の方にも告知が可能じゃないだろうかと思い、詳しく話しを聞いてみることにしたのだった。

既にこんなような実験は仙台市の公立学校で実践されているとのこと。

「10秒前に地震発生すんのわかっても、意味ないじゃん。」と思う人もいるかもしれないけど、けっこういろいろな応用が考えられる。

けっこうおもしろいと思うんだな、これは。

2005年12月23日

ひっくり返したり、並べたり

ここ数日、コタロウはオモチャ箱をひっくり返すのが気に入ったようだ。
ひっくり返すためには片付けなきゃいけないから、なかなか大変な遊びだ。

スイッチがあるおもちゃは、極力買わないようにしている。
ひとつの遊び方だけじゃなく、いろいろな遊び方ができるものがいい。
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だいぶん前に買った平仮名積み木が、やっと本来の目的に近い形で使われだした。
当然、自分の名前を並べる。圧倒的に「も」と「ゆ」が多い。
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男だったら同じ漢字を使って「モユル」と読ませるつもりだった。
偶然にも、モユがそうやって並べてたので驚いた。

月もだんだん新月に近づいてます。
ちなみに12月31日が新月です。

新月は生まれる場合が多いって言うからなあ。

2005年12月27日

世の中人口減少ですが、第3子、誕生です

夕刊の見出しには、人口減少の言葉が踊ってますが、我が家は増えました!

12月27日18時42分、体重3070g、身長50cmのかっこいい男が誕生です。

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手。いろいろ創りだします。
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足。大地を踏みしめます。
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携帯電話に「これから入院。コタロウも連れて行きます。」という電話があったのが10時54分。
学校を出たのが11時19分。
246号線が渋滞していて家に着いたのが12時。
それから着替えて、モユとコタロウの荷物を持って、モユをお迎えに保育園へ。
お昼ごはんが食べ終わるのを待って、12時40分に病院に向う。
まだどうやらアヤも余裕があるようで、メールが頻繁に来る。

お腹が空いたのでなんか食べてから病院に行くことにする。
ここらへんはちょっと3回目の余裕。
中目黒の中華でラーメンとチャーハンをモユと二人で食べる。

モユはこれから赤ちゃんが生まれることを認識しているようで、
「男の子なんだよね」としきりに言う。

今回の病院は代官山。
選んだポイントは、分娩の時にモユとコタロウも一緒に立ち会えること。
難点は駐車場がないところ。
少し離れたコインパーキングに車を置く。

13時30分頃に病院に到着。
アヤはLDRでスクワットをしている。
コタロウはいつもとかわりなく遊んでいる。
これから階段を上ったりして、陣痛をすすめるらしい。

とりあえず、モユとコタロウを引き連れて、カーペットが敷いてある子ども達が遊べるコーナーで絵本を読んだり、電車ごっこをして遊ぶ。
本当だったらLDRに一緒に居たいのだけど、今はモユとコタロウを機嫌よく遊ばせてあげることのほうが、長い目でみたら大事。
でも、なんとなく、そうして遊んでいると、これから出産!という緊迫感が薄れる。

2時間くらい遊んだりして、LDRに戻ってみると、お風呂に入ってお灸をしているところ。
お風呂に入ることも陣痛を進めるのにいいらしい。お灸もそういうわけでしている。
ここらへんからは助産婦さんがつきっきり。

少しずつ陣痛が強くなる。
でも、まだまだこれから。

僕はモユとコタロウの食糧や飲み物を買ったり、二人の気持ちを紛らわせたりを担当。
とにかくLDRには、コタロウの好奇心を刺激するものがいっぱいあるので、
いろいろ触りたがる。
そしてこういうときに限ってお腹の調子がいいらしく、3回もウンチをするコタロウ。

17時くらいからいい感じの陣痛に。

モユもコタロウもだんだんといつもと違う雰囲気を察したのか、
おとなしくなったり、アヤのそばに近寄ってくる。

モユは「おかあさん、がんばれ。赤ちゃん、がんばれ。」と応援。
コタロウは「おかーおかー。」

18時15分には、いよいよ出産体制の雰囲気。

アヤは助産婦さんにも褒められまくり。息んだりするのがうまいらしい。

18時42分にさっそうと男の子が生まれた。
生まれ方は、すっごいかっこよかった。
そして、アヤはまたしても超きれいな顔で微笑んでいた。

最高なのだ。

今までの2回の立会いでは、ここからいろいろバタバタと助産婦さんなり看護士さんが動き出すのだが、
ここの病院は非常にいいペースでゆったりと動いてくれる。安心感がある。

モユは「男の子なんだよ。男の子なんだよ。」と周りの人に言いまくっている。
コタロウも赤ちゃんが生まれたことをわかっていて、ニコニコ喜んで、とにかく見たい、触りたいという感じ。

たぶんアヤは疲れているだろうに、本当に元気な声でモユやコタロウに声をかけている。
すごい。

身体に白い脂がモユやコタロウが生まれてきたときよりは多く、すこし白く見えるが、とにかく元気そう。

立ち会ったものの、今回は立会いだけに集中できず、二人の子どもの様子を見ながらだったけど、
やっぱり家族全員で協力できたのは最高の体験。

そして父親初だっこは19時15分頃。
軽い!やわらかい。
でも、なんと左手一本でだっこをして、右手でデジカメ撮影してしまった。
目もぱっちり。

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さて、名前だ。

アヤ、ありがとう!

2005年12月30日

命名 関太

名前が決まりました。

関太(かんた)。

ひとつひとつの出会い、ひとつひとつの関係を大事に、
少しずつ太くしていくようにという願いを込めて。

コタロウの時もそうだったように、出産に立ち会っているときに閃いた。

今回は、僕だけが立ち会ったのではなく、モユとコタロウも一緒に立会い。
その光景を、アヤの手を握りながら、いや、握られながらが正確、感じていたときに、
この子は、いろいろな人に関わってもらいながら、その関わりの中から生まれてくるんだなあと思ってた。

人と関わるということは、自分自身がしっかりとしている必要もある。

結局、人は一人では生きていけなくて、いろいろな人と一緒に生きていく。
関わり合いが大切。

そんなわけで、関太です。

明日、退院予定。
家族5人そろっての年越し、お正月が迎えられそうです。

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