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2005年11月 3日

アラン・ケイさんと握手した

昨日は飲みすぎた…、と思いながら家を出る。
まずは、都筑区民まつりの会場へ。
関係しているところ、お世話になっているところのブースを回り、挨拶。
これも校長としての大事な仕事のひとつなのです。

そのあとは、お台場の日本科学未来館へ。
本当はゆっくり見たいんだけど、今日は残念ながらその時間がない。
今回の目的は、そこを会場に行われた「明日のダ・ヴィンチを探せ! HPスーパーサイエンスキッズ」のカンファレンスに出席し、パネルディスカッションでパネラーを務めるため。
他のパネラーは、
・キム・ローズさん(Viewpoints Research Institute Executive Director)
・杉山知之さん(デジタルハリウッド大学 学校長/工学博士)
・水口哲也さん(キューエンタテインメント株式会社代表取締役CCO
刺激になりそう。

パネルディスカッションのパネラーは4年ぶりくらい。
前回は、シダックスの志太さん、松井証券の松井さん、サイバーエージェントの藤田さんと一緒だった。
正直、パネルディスカッションは嫌い。テンポというか、メッセージの伝わりにくさというか、どうも苦手だ。

でも今回は、なんとなく楽しそうなことが起こりそうということと、テーマに深く共感できたのでお引き受けした。

HPスーパーサイエンスキッズプロジェクトは、

子ども達の創造性を伸ばし、「科学」的な思考力を育て、「何かを発見し、創作する」ことの面白さを楽しみながら学んでもらいたい。また、子ども達の「理科離れ」対策や「ICT(Information and Communication Technology)を活用した教育の普及」の一助として、『世界的なクリエーター/サイエンティストの卵を発見し、その育成をサポートする』ことを目的に、紙と鉛筆に変わる魔法のソフトウェア「スクイーク」を用いたコンテストを実施します。また、コンテストと並行して全国各地での(コンテスト対象年齢向け)「スクイーク・ワークショップ」を開催します。
(http://www.supersciencekids.com/より引用)
というもの。僕は、このアドバイザリーボードの一員として協力している。

夏休み中に、学区の小学生と中学生を対象に、このスクイークをつかった2日間のワークショップを開催した。(残念ながら2日目は台風のため中止。)
あっという間に子どもたちは、スクイークを覚え、おもしろいゲームなどをつくった。
スクイークをPCの中だけではなく、現実の世界とつなげることで、いろいろ応用できそうな素晴らしいツール。

このスクイークを開発し、先導しているのが、アラン・ケイさん。
言わずと知れた「パソコンの父」である。
とにかく、すごい人なのである。
この人の名前を初めて聞いたのは、大学1年生の時の有澤先生の講義でのこと。

ということで、今回のカンファレンスには、そのアラン・ケイさんも来ていて、基調講演をされた。
パネルディスカッションの準備があるため、その基調講演は途中までしか聴くことができなかったが、
むちゃくちゃ刺激を受けた。

ということで、パネルディスカッション終了後に、ご挨拶をし、握手、記念撮影。
CIMG8739.jpg

ちなみに、パネルディスカッションは「過去、人類の科学技術発明で最大のものは何か?」という質問に、パネラーが一人ずつ答えながら自己紹介をする、というスタート。
この質問は事前に知らされていたが、それぞれどんな答えをするかは、本番までお互い秘密にしていた。

ちなみに僕は「紙と鉛筆」と答えました。
これで時間と空間を超えることができたからね、人類は。

そうだ。
ちなみにアラン・ケイさんのノートPCは、PanasonicのLet's note でした。

コメント (2)

やまけん:

アスキー編集主幹の福岡さんとその夜に取材を兼ねて飲んでいたら、そのイベントに行って来たみたいで、アランケイのサイン本を持ってきて見せびらかされたよ。しんのすけがパネラーだったなんて、びっくりだ!

はじめまして。
都筑区に住む近藤と申します。
高齢者のパソコンボランティア活動をお手伝いしてます。

シンポジウムに参加した藤沢市在住の70歳の女性はアラン・ケイ氏とスクイークの大ファンで、機会があれば子供達といっしょに学べないかと考えておられます。

先生の学校で冬休みや学園祭などの機会に生徒のためにパソコンボランティアによるパソコン講座などを検討していただくことはできるでしょうか?

突然のご提案ですが、ご検討賜れましたら幸いです。

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