呼ばれたい名前
8月9日からはじまる4泊5日の山賊キャンプに向けて、モユとコタロウの荷造りが始まった。
「呼ばれたい名前」で名札をアヤがつくってあげたのだけど、二人がこう呼ばれたいとは知らなかった。
コタロウは「こたろうくん」
モユは「もゆっぴ」
コタロウは、「くん」をつけて欲しいらしい。
モユはなぜだか「っぴ」。
我が子にもどういうふうに呼ばれたいか聞いてみるのも時々したほうがいいなぁ。
もちろんパートナーにも。
8月9日からはじまる4泊5日の山賊キャンプに向けて、モユとコタロウの荷造りが始まった。
「呼ばれたい名前」で名札をアヤがつくってあげたのだけど、二人がこう呼ばれたいとは知らなかった。
コタロウは「こたろうくん」
モユは「もゆっぴ」
コタロウは、「くん」をつけて欲しいらしい。
モユはなぜだか「っぴ」。
我が子にもどういうふうに呼ばれたいか聞いてみるのも時々したほうがいいなぁ。
もちろんパートナーにも。
先日、お向いさんの大きな木に、悠然としたグレーの鳥をカンタが発見。
羽を広げると、きっと1.5mくらいはあるんじゃないだろうか。
鷺の仲間かな?
このあいだ、普段は iPod なんて手にしないモユが、黙々とiPodを手に何かやっている。
(我が家はまだ iPad未導入。iPhone&iPodです。)
のぞいてみると、メモを発見し、使い方(日本語入力の仕方)をマスターしたらしい。
ソファーやベッドで寝転びながら、なんだか楽しそうでした。
ということで、まるでツイッターのようなメモです。
まさにつぶやいている。
全部、最後に「もゆのメモ!」とあるのが、かわいらしい。
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今日は、お客さんがくる。だから、嬉しい!だけど、
遊んでくれなかったら、嫌だ。
今日は、空を見上げると、とてもキレイだった。あし
たは、もっとキレイになるといいな‼
今日のお昼の、ごはんは、お客さんがくるから、お父
さんと、お母さんがつくった。なんだかとても、おい
しそうなごはんだな~と、思う。
もゆのメモ!
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今日は、とてもあつい。
だから、ごごにプールに行く。
スカップっていうプールだ。
やったー!
ベットに寝っ転がってると、
はっぱが顔にあたって、
いたかった。
もゆのメモ!
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軽井沢は、自然が多い。
けど、北海道よりおおくないと思う。
お父さんは、北海道そだちだから、自然がこいしくなったんだと思う。け
ど、北海道は、寒いから軽井沢にしたんだと思う。
なんで日本は自然が少くなってるの?
何でだろう。ふしぎだな。
もゆのメモ!
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今日、てつろう君が来た。
ハンモックをしてあそんだ。
お客さんは、てつろう君たちだった。
そのあと、メモした。
それが、このメモ!
もゆのメモ!
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今日、上を見たら葉っぱが赤くなっていた。今年の夏はあついから、感違
いしちゃったんだと思う。夏にこうようなんて、おもしろいな!とおも う。
もゆのメモ!
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今日、山賊キャンプにもってく
ふくを買ったんだよ!
カメとクジラとえいとペンギンとシャチの絵が書いて
あるズボンと、黄色のズボンと、こんのズボンと、赤
のシャツだよ‼
うれしかった‼
もゆのメモ!
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なんだかやってた。気がついたらやってた。そんな時、ない?
ウチも気がついたらなぐってた。気がついたらベットにねころんでた。そんな時、ある。
けど、ちゃんと、わけがある時もあるよね。
なんで体って思ってなくても勝手にやっちゃうんだろう。
まあ、いいか。
こまかい事はどうでもいいや!
もゆのメモ!
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ウチは、こたは、バカ‼ってときどき思う。
こたは、バカな人じゃないんだけど、なんだか、そう
思っちゃうんだよね。何でだろう。
ふしぎだな。
なんだか、ベットに寝っ転がってると、なんだかおち
つくかんじがする。なんだかふわふわうかんでるみた
いなかんじがする。何でだろう。ふしぎだな。
今日、カが家にいて、首の
うしろをさされたから、かゆい。おふろのあと、キンカン
ぬろう!まったくカは‼
もう、六かしょくらい、さされてるよ‼
もゆのメモ!
かんたがおそらく初めて書いた自分の名前。
よく書けてます。
この「夏休みがんばり表」は、小学生二人のためにオリジナルでつくったものを、カンタも欲しいということで保育園児バージョンでつくったもの。
「めざせ!すきな本、5さつ」というのが気になる人もいるかもしれませんが、はい、モノで釣ってます。我が家の子どもたちは、これで俄然張り切り、コタロウは5時前に起きる張り切りようです。
4年生くらいになったら、こういうシートを自分でつくれるくらいになってほしいのですが。
モユとコタロウの二人が、今日から4泊5日の山賊キャンプに出掛けていきました。
長野県の泰阜村。
だけど、直接軽井沢からはいかずに、新宿集合組に合流。
無事、旅立って行きました。
さてさて、帰ってきてからのお土産話が楽しみです。
モユとコタロウが山賊キャンプでいない間に、カンタとカイノスケは野球観戦デビュー。
行ってまいりました、仙台へ。
18時からのプレイボールで試合終了まで二人はもつかなぁと思ってましたが、
楽天イーグルスの帽子をしっかりかぶり、応援グッズを片手に盛り上がってました。
結局、試合終了までしっかり観戦。
「僕、野球やるから」とカンタは宣言してました。
試合のほうは、散々な結果でしたが...。
キャンプから帰ってきて、疲れているはずなのに、なぜだか4時に起きるコタロウ。
テンションがまだ高まったままなのでしょうか...。
朝、起きて何をやっているかというと、漫画の「世界の歴史」をずーっと延々読んでいる。
そして一言。
「歴史って楽しいねー。」
「ふーん、どんなところが楽しいの?」
「戦っているところ。」
そうなんだよなぁ、描かれていることのほとんどは何かを奪うための戦いなんですなぁ。
モユも「歴史って戦ってばっかだね」と昔つぶやいてたのを思い出した。
ちょうどコタロウがその漫画「世界の(戦い)の歴史」を読んでいる横で、
僕は「逃げる」ということについて、ある人にメールをしていた。
辛いことやイヤなことから逃げることは、正しくていい方法だと思う。
虫や動物、生き物はみんな、自分の身に危険が迫ると、生き残るために逃げる。
戦うのは、勝ち目がある時、もしくは「勝てる」と間違って判断した時だけです。
生き物として大事なことは、戦うことじゃなくて、逃げることです。
大事なのは、逃げ出すタイミングと、逃げる場所。
そして逃げる時には、もちろん必死に逃げる。
良い逃げ方なんてない。
あ、大事なものをどうしても守るために戦わないといけない時もあるなぁ。
(撮影:モユ)
カンタから薪割りについてアドバイスを受けました。
「おとうさん、薪割りは難しそうなものから先にやったほうがいいよ。
そうしたら、そのあとはスカスカできるから。そうしたほうがいいよ。」
難しそうなものから先に。
カンタはそういう性格のようです。
夕食にて。
「カイノスケ、この人の名前は?」
「シンノスケ」
「あの人の名前は?」
「オカアサン」
「ちがうよ、シラマヤアヤコだよ」(カンタ)
んー、微妙に違うけど...。
「あの人は?」
「モユチャン」
「あの人は?」
「コタロウ」
「じゃあ、あの人は?」
「カンカーン」
爆笑。
違うんだなぁ、本名は。
カイノスケにはいつも笑いで助けられます。
今日も元気に裸足で砂利道を走り回ってました。
痛くないんだろうか...。
夏休みの自由研究に、西宮のおばあちゃんの影響を受けてゴムハンコを制作したモユ。
制作しただけでなく、その記録を丁寧に作文に書いています。
すごいです。
ただ、書いているうちに、どうしても「むずかしかったです」という表現が多くなってくる。
たしかに彼女にとっては、すべてが難しかったのには間違いないのだけど、どうもそれの連続は気になる。
気になる、というか、見過ごせない僕です。
「難しいってさ、どういう感じなの?」
「難しいかぁ、それってどういうことなんだろうねぇ。」
「簡単な時と難しい時って、何がどう違う?」
「難しいってさ、その時は体や心はどうなってる?」
と、小学校2年生に対してその問いかけはないだろう、と思いつつも投げかけてみる。
「はぁー?」と言いつつも、鉛筆をかじりながらうなるモユ。
(鉛筆はかじるもんじゃないと、言いたい気持ちをここは抑える。)
すでに寝るべき時間は過ぎているのだけど、なんとか区切りがつくまでは書きたいらしい。
静かに完成を待つ。
約50分後、「難しかったです」よりも、その時の彼女の様子が浮かび上がる表現が数々出てきた作文が完成されていました。
我ながら、親バカですな...。
やっとこさ書き終わって、振り返りタイムの風呂。
「難しいってさ、書くのは簡単だけど、伝えるのは難しいよねー。」
「っていうか、難しいって言ってるじゃん。」
「あ...、だから、難しいんだよ。」
「だから、また言ってるじゃん。」
「あ、ごめんごめん。」
「難しいってさ、難しいから、難しいって言うんじゃない?」
「んー、どうかな。コウジエンで調べてごらん。」
「コウシエン?それってヤキュウ?」
ここ最近の家族旅行の間、空港でテレビで高校野球を見ていた影響でしょうか。
8月9日、高橋勇先生が家族旅行の途中で軽井沢に立ち寄ってくれた。
今回の家族旅行は、苫小牧からキャンピングカーで、奥様、高2のお嬢さん、中3の息子さん、2匹の大型犬と一緒に全国の大学のオープンキャンパスを巡る3000kmの旅とのこと。
すごい...。
高橋先生には、中2、中3と2年間担任としてお世話になりました。
先生にとっては、僕らが初担任、初卒業生。
「ガンバ」というのが学級通信のタイトルで、当時まだ珍しかった「ワープロ」を駆使して発行してくれていました。
さて、これを機会に担任の先生の名前、メモしておきます。
小学校1、2年生 武田要先生
小学校3、4年生 杉村福一先生
小学校5年生 松尾実先生
小学校6年生 坂上和夫先生
中学校1年生 佐藤雅満先生
中学校2、3年生 高橋勇先生
高校1年生 牛島義博先生
高校1年生寮 深水正幸先生
高校2年生 加藤雄一先生
高校2年生寮 清水昌明先生
高校3年生 細谷宏昭先生
高校3年生寮 海老原謙吉先生
ちなみに大学、大学院では
1年生アドグル 赤木昭夫先生
3年生前期研究会 金安岩男先生
3年生後期研究会 伊藤滋先生
4年生前期研究会 駒井正晶先生
4年生後期研究会 伊藤滋先生
大学院研究会 金子郁容先生
見事に男の先生ばっかり。
でも、幼稚園は女の先生です。野並先生。
ふと思うと、カイノスケが生まれてから、実家への帰省や何家族かでのキャンプに行ったことはあったけど、家族旅行らしいものはまったくしてなかった。
ということで、夏休みに家族旅行で暑い暑い鹿児島へ。
4日間、本当に気持ちよくすごしました。
お世話になったところは、言ってみれば、すべてがセルフビルド。
なんでもかんでも自分達の手でつくっている。
もちろん、実際には自分達の「手」だけではないだろうけど、すべてに自分達の意識が届いている、そう感じさせる。
セルフビルド、他人任せにしないで自分たちの手と意識でつくられた新しい場所。
だから、その人たちらしさを、ビンビンに感じるわけです。
こういうのはほんとうに気持ちがいい。
朝、鳥井原のローソンまで小学生二人を送っている車中にて。
コタロウがおもむろに質問。
「ねぇ、6年生になって、ちゅうがっこうに行って、それでおとなになって、一人になったら、どうしたらいいの?」
「心配なの?」
「だって、困るじゃん。」
「そうだなぁ、一人だったら困るなぁ。そうだねぇ、どうしたらいいかねぇ。コタはおとなになったらどうしたいの?」
「おうちたてて、およめさんと結婚したい!」
「そうかぁ。そのためには、どうしたらいいんだろうね。」
「おかねいっぱいあったほうがいいね。」
「んー、お金なんかより大切で、必要なことあると思うけど、おとうさんは。」
「なにそれ。」
「信頼」
「シンライ?」
「なんて言ったらいいかなぁ。この人は大丈夫って思ってもらうことかなぁ。それでわかる?」
「んー。」
「コタロウが、学校にいつも遅刻したり、忘れ物したり、友達や弟にいじわるしたり、わがままいつも言ってたら、『コタロウ君、大丈夫かなぁ?』って思われるじゃん。そして、だんだん友達がいなくなって、一人ぼっちになっていくんだよ。それって、さびしいしイヤだよね。」
「イヤだ。」
「だから、友達や仲間がいっぱいいるってことが、信頼ってことかな。」
「むずかしい。」
「そう、むずかしいんだよ。時間もかかるしね。」
信頼。
この言葉で僕が頭に浮かべるのは、井坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」。
「人間の最大の武器は、習慣と信頼なんだ。」
好きな言葉の一つです。
それにしてもコタロウは、「一人になる」ということについて不安を感じているんだなぁと思わせることが時々ある。
「大人になって、一人になったら」と言っているのは、大人になるとお父さんやお母さんとは一緒にいられないということを彼は理解しているのだろう。
それは「僕はもっと一緒にいたいんだ」っていう気持ちの裏返しか。
「一緒にいたい」というのが、彼の中ではまだまだ満たされていないということだろうか。
これはテストです。変更です。