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2010年8月21日

「難しかったです」が、どうも見過ごせない

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夏休みの自由研究に、西宮のおばあちゃんの影響を受けてゴムハンコを制作したモユ。
制作しただけでなく、その記録を丁寧に作文に書いています。
すごいです。

ただ、書いているうちに、どうしても「むずかしかったです」という表現が多くなってくる。
たしかに彼女にとっては、すべてが難しかったのには間違いないのだけど、どうもそれの連続は気になる。
気になる、というか、見過ごせない僕です。

「難しいってさ、どういう感じなの?」
「難しいかぁ、それってどういうことなんだろうねぇ。」
「簡単な時と難しい時って、何がどう違う?」
「難しいってさ、その時は体や心はどうなってる?」
と、小学校2年生に対してその問いかけはないだろう、と思いつつも投げかけてみる。

「はぁー?」と言いつつも、鉛筆をかじりながらうなるモユ。
(鉛筆はかじるもんじゃないと、言いたい気持ちをここは抑える。)

すでに寝るべき時間は過ぎているのだけど、なんとか区切りがつくまでは書きたいらしい。
静かに完成を待つ。
約50分後、「難しかったです」よりも、その時の彼女の様子が浮かび上がる表現が数々出てきた作文が完成されていました。

我ながら、親バカですな...。

やっとこさ書き終わって、振り返りタイムの風呂。

「難しいってさ、書くのは簡単だけど、伝えるのは難しいよねー。」
「っていうか、難しいって言ってるじゃん。」
「あ...、だから、難しいんだよ。」
「だから、また言ってるじゃん。」
「あ、ごめんごめん。」
「難しいってさ、難しいから、難しいって言うんじゃない?」
「んー、どうかな。コウジエンで調べてごらん。」
「コウシエン?それってヤキュウ?」

ここ最近の家族旅行の間、空港でテレビで高校野球を見ていた影響でしょうか。

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