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2009年2月

2009年2月 4日

どんなふうにゴールしたいか

複数の組織が協力しあって進めようとしていたプロジェクトが、本日あっけなく頓挫。


僕はプロジェクトの支援者という立場だったが、
とても社会的意義のあることだったので、なんとも残念。
さて、今後、どうしようかという悩ましい状況。


出会ったとき、思いは同じように見えて、最初は盛り上がる。
しかし、それぞれ異なる時間を生きていたわけで、
少し議論を重ねて、お互いのことが理解しはじめ、同時に誤解しはじめ、
あれ?と思うところが少しずつ増えてくる。

「こうしてくれればいいのに。」
「なんでああなんだろう。」

他責な台詞が増えてくる。
そういう台詞の押収は、口に出しても出さなくても、少しずつ相手にダメージを与える。
それと同時に、自分の言葉で、知らず知らずのうちに自分自身にもダメージを与えている。

ゴールが同じだとしても、やっぱりどんなふうにそのゴールに到達するのかを、
しっかりと共有しあわないとダメなんだと、今回、両者の間に立ってみて改めて痛感。


ゴールするためにどんなふうにする?
二人三脚、むかで競争、バトンリレー、騎馬戦。


もしかすると、相手は二人三脚やむかで競争は、責任が曖昧だから嫌いだったりするかもしれない。
もしかすると、リレーのアンカーに嫉妬したりするタイプかもしれない。
もしかすると、騎馬戦では絶対に上に乗りたがる人かもしれない。
そうじゃなくて、サッカーだったり野球だったり、ひょっとして体操の団体だったりしたのかもしれない。

そして、自分はどうなのか。


「どんなふうに」には、その人が大切にしているもの、大切にしたいことが表れる。
「どんなふうに」は方法論(how to do)のように見えるけど、実は、在り方(how to be)なんだな。

2009年2月10日

親友の言葉

しんのすけはこれまでも常に悩んで、揺らいで、
そしてせっかく作ってきた籠をぶちこわして、新しい秩序を作って、、、
ということを繰り返して来たんだから、もっと迷えばいいよ。
捨てる勇気を持てるということはすごいことだぞ。
捨てるものが大きければ大きいほど、
新しいものを得る空間が大きくなる、ということなんだから。


数ヶ月前にメールでもらった言葉。これはずどんと響いた。

彼より僕が先に死んだら、やっぱり彼に弔辞はお願いしよう :-)



これまた別の親友とのメールのやりとりにて。

>>> なんかちょっとお役に立てているようでうれしい。
>>>
>> なんか、しんのすけからこういう発言で、ちょっと不思議な感じ。
>>
>
> そう?
> なんで?
>
しんのすけは、「人の役に立つ」ということが
第一目的になる人じゃない気がするから。
自分がやりたいと思ってやったことが、結果として人の役に立った、
そしたらやっぱり、自分のやりたいことをやってよかったんだー
って思えてうれしい、という感じだから。
なので、直接的に「役に立ててうれしい」という発言を聞くと、
不思議な感じがした。私の勝手な感じ方だ。


そうか、そうだよな、と思うわけです。こういう指摘をされると。

2人とも長い友達です。

ありがとう。

2009年2月24日

あきらめなければぜったいできるこばやしゆうこ

「あきらめなければぜったいできるこばやしゆうこ。」


コタロウはこの言葉に本当に救われただろうなぁ。


僕にとっても、この言葉は大きな発見だった。

僕は、「やればできる」と思って育って来た。
そして、たいていのことは「やればできる」子だった。
どちらかといえば器用なほうで、見様見真似でそれなりにすぐ出来ちゃうわけだ。

だからおそらく自然に、自分の子ども達にも
「ほら、大丈夫、やればできるよ、やってごらんよ。」と声をかけ続けてきた気がする。

でも、実際には「やってもできない」ことが多い。


「大丈夫だって、やればできるよ、やってごらんよ。」
「できないって。」
「やらないからできないんだって、やってごらんよ。」
「できないっ!」

そう、「やってもできない」子にとっては、「やればできる」なんて大嘘なのだ。


コタロウの担当の先生のこばやしゆうこさん、ゆうちゃんは「やればできる」とは言わなかった。

「あきらめなければぜったいできる」と言った。

そしてコタロウもあきらめなかった。

そして、コタロウは、フラフープもできるようになり、コマも回せるようになった。
箸も使えるようになった。
少しずつ人前でも大きな声で話せるようになってきた。まだドキドキするけど。



最近では、僕が「あきらめなければぜったいできるこばやしゆうこ」と言おうとすると、
途中からコタロウも一緒になって
「あきらめなければぜったいできないこばやしゆうこ」とふざけるけど、
彼にとってもお気に入りの言葉なことは確かだ。

どんな言葉よりも彼を楽にして、自信を与えた言葉だろう。

あきらめなければぜったいできるのだ。
ゆうちゃん、ありがとう。


2009年2月27日

コタロウ 5歳の誕生日はパンダケーキ

待ちに待った誕生日。
やっと5歳。

「大きくなったら宇宙飛行士になりたいです。」とのこと。

いつからそんな興味持ったの???


さてさて、待ちに待ったパンダケーキが届きました。

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本当に大喜び。
もう特別に切り分けずに丸ごとフォークでグサリ。
これはこう食べるのが一番うまそう。

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「かわいー」の声も上がりません。
大人も一緒にみんなでグサリグサリ。

最後は見るも無残な姿に...。

味、正直言うとあまり期待してなかったのですが、なかなかおいしかったです。


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