「あきらめなければぜったいできるこばやしゆうこ。」
コタロウはこの言葉に本当に救われただろうなぁ。
僕にとっても、この言葉は大きな発見だった。
僕は、「やればできる」と思って育って来た。
そして、たいていのことは「やればできる」子だった。
どちらかといえば器用なほうで、見様見真似でそれなりにすぐ出来ちゃうわけだ。
だからおそらく自然に、自分の子ども達にも
「ほら、大丈夫、やればできるよ、やってごらんよ。」と声をかけ続けてきた気がする。
でも、実際には「やってもできない」ことが多い。
「大丈夫だって、やればできるよ、やってごらんよ。」
「できないって。」
「やらないからできないんだって、やってごらんよ。」
「できないっ!」
そう、「やってもできない」子にとっては、「やればできる」なんて大嘘なのだ。
コタロウの担当の先生のこばやしゆうこさん、ゆうちゃんは「やればできる」とは言わなかった。
「あきらめなければぜったいできる」と言った。
そしてコタロウもあきらめなかった。
そして、コタロウは、フラフープもできるようになり、コマも回せるようになった。
箸も使えるようになった。
少しずつ人前でも大きな声で話せるようになってきた。まだドキドキするけど。
最近では、僕が「あきらめなければぜったいできるこばやしゆうこ」と言おうとすると、
途中からコタロウも一緒になって
「あきらめなければぜったいできないこばやしゆうこ」とふざけるけど、
彼にとってもお気に入りの言葉なことは確かだ。
どんな言葉よりも彼を楽にして、自信を与えた言葉だろう。
あきらめなければぜったいできるのだ。
ゆうちゃん、ありがとう。
コメント (2)
初カキコです。
ケイトママです。
いつも拝見させて頂いております♪
コタが大好きなケイトから
いつもコタの話を聞いています。
『あきらめなければぜったいできる』
と息子も考えながら、
いろんな事に取り組んだ数ヶ月だったと思います。
コタと一緒にかぜさんになれない事が
寂しいと言うケイトに
離れても友達でいられるよ!
というと、ほっとした顔をしていました。
卒園式のみんなのセリフも楽しみですね!!
投稿者: shiho | 2009年2月28日 23:53
日時: 2009年2月28日 23:53
始めまして。
今までROMだけだったのですが、今回の記事を見て、
とても大切な言葉だなあと思い、
どうしても自分のBLOGに引用したくなりました。
許可いただけるのであれば、
こちらのBLOGなども記載させていただきたいと思います。
いかがでしょうか。
ぶしつけなご連絡お許しください。
投稿者: りー | 2009年3月16日 23:06
日時: 2009年3月16日 23:06