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2009年2月 4日

どんなふうにゴールしたいか

複数の組織が協力しあって進めようとしていたプロジェクトが、本日あっけなく頓挫。


僕はプロジェクトの支援者という立場だったが、
とても社会的意義のあることだったので、なんとも残念。
さて、今後、どうしようかという悩ましい状況。


出会ったとき、思いは同じように見えて、最初は盛り上がる。
しかし、それぞれ異なる時間を生きていたわけで、
少し議論を重ねて、お互いのことが理解しはじめ、同時に誤解しはじめ、
あれ?と思うところが少しずつ増えてくる。

「こうしてくれればいいのに。」
「なんでああなんだろう。」

他責な台詞が増えてくる。
そういう台詞の押収は、口に出しても出さなくても、少しずつ相手にダメージを与える。
それと同時に、自分の言葉で、知らず知らずのうちに自分自身にもダメージを与えている。

ゴールが同じだとしても、やっぱりどんなふうにそのゴールに到達するのかを、
しっかりと共有しあわないとダメなんだと、今回、両者の間に立ってみて改めて痛感。


ゴールするためにどんなふうにする?
二人三脚、むかで競争、バトンリレー、騎馬戦。


もしかすると、相手は二人三脚やむかで競争は、責任が曖昧だから嫌いだったりするかもしれない。
もしかすると、リレーのアンカーに嫉妬したりするタイプかもしれない。
もしかすると、騎馬戦では絶対に上に乗りたがる人かもしれない。
そうじゃなくて、サッカーだったり野球だったり、ひょっとして体操の団体だったりしたのかもしれない。

そして、自分はどうなのか。


「どんなふうに」には、その人が大切にしているもの、大切にしたいことが表れる。
「どんなふうに」は方法論(how to do)のように見えるけど、実は、在り方(how to be)なんだな。

コメント (1)

Y:

これは「頓挫」ではなく「プロセス」なんじゃないかなぁとぼくは思います。

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