複数の組織が協力しあって進めようとしていたプロジェクトが、本日あっけなく頓挫。
僕はプロジェクトの支援者という立場だったが、
とても社会的意義のあることだったので、なんとも残念。
さて、今後、どうしようかという悩ましい状況。
出会ったとき、思いは同じように見えて、最初は盛り上がる。
しかし、それぞれ異なる時間を生きていたわけで、
少し議論を重ねて、お互いのことが理解しはじめ、同時に誤解しはじめ、
あれ?と思うところが少しずつ増えてくる。
「こうしてくれればいいのに。」
「なんでああなんだろう。」
他責な台詞が増えてくる。
そういう台詞の押収は、口に出しても出さなくても、少しずつ相手にダメージを与える。
それと同時に、自分の言葉で、知らず知らずのうちに自分自身にもダメージを与えている。
ゴールが同じだとしても、やっぱりどんなふうにそのゴールに到達するのかを、
しっかりと共有しあわないとダメなんだと、今回、両者の間に立ってみて改めて痛感。
ゴールするためにどんなふうにする?
二人三脚、むかで競争、バトンリレー、騎馬戦。
もしかすると、相手は二人三脚やむかで競争は、責任が曖昧だから嫌いだったりするかもしれない。
もしかすると、リレーのアンカーに嫉妬したりするタイプかもしれない。
もしかすると、騎馬戦では絶対に上に乗りたがる人かもしれない。
そうじゃなくて、サッカーだったり野球だったり、ひょっとして体操の団体だったりしたのかもしれない。
そして、自分はどうなのか。
「どんなふうに」には、その人が大切にしているもの、大切にしたいことが表れる。
「どんなふうに」は方法論(how to do)のように見えるけど、実は、在り方(how to be)なんだな。
コメント (1)
これは「頓挫」ではなく「プロセス」なんじゃないかなぁとぼくは思います。
投稿者: Y | 2009年2月10日 23:52
日時: 2009年2月10日 23:52