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2008年6月

2008年6月 8日

新兵器、ぐるりぐるり

キャンプ料理の強い味方が増えた。
これはダッチオーブンに出会った時と同じくらいの感動。


ダッチオーブンに出会う前の僕のキャンプといったら、
炭を熾して、網で肉、魚、野菜を炙って食べるという、いわゆるごくごく普通のBBQ。
まあ、これはこれで楽しいのだけど、やはりつまらない。
それが、2000年にクック&ダイン山口さんを通じて知り合ったのが、ダッチオーブン。
こいつのおかげで僕のアウトドア料理の幅はぐっと広がり、深みも増した。


そして今回、手にした道具が、こいつ、「ぐるり」

デビュー戦は、1週間ほど塩漬けし、後半2日間はハーブも加えた1.4kgの豚肉。
泡盛を飲みつつ2時間ほどかけて、じっくりじっくり焼き上げる。
写真でご覧の通り、今回はかなり炭の量を減らし、弱火で焼き上げた。
おそらくもっと炭を増やして火力を上げれば、1時間もかからないだろう。

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正直、最初は、こんなんで本当に中まで火が通るのか?と心配。
だいたい20分毎に、ぐるり回転させて、万遍なく火があたるようにした。

できあがりは、外はパリ、中はジューシー。
これは美味い。
切り分けたところの写真を撮り忘れたのは大失敗。
きれいな色をしてました。
「本当に焼けんの?」と半信半疑で見ていた人たちも、出来上がりには感動。


安くはないけど、これは作りがしっかりしているので長年使えそう。
オススメです。

2008年6月10日

カミナリさんやっつけた?

19時から駒沢大学駅周辺で会食。

会食前に、仕事場から家に戻り、夕食の食卓を一緒に囲む。

遠くから雷の音がする。

モユは、「あー、この音はかなり遠くで鳴っている音なんだよ。」と得意気に言う。
コタロウは、ちょっとうれしそう。
カンタは、少し怖がっている。

外出しなければいけない時間だが、子ども達の食事はまだ終わらない。
「んー、雷がすごいなぁ。お父さん、ちょっと雷さんと戦ってくるよ。」と言って、
「お父さん、がんばって!」の声援を背に、強引に外出。

会食がスタートして20分くらいたった頃だろうか。自宅から電話。
カンタが泣き声で、「お父さん、ダイジョウブ?カミナリさん、怖くない?」
相当心配だったらしい。


翌朝、「お父さん、ダイジョウブだった?カミナリさんやっつけた?勝った?」とカンタ。

「いやいや、カミナリさんとは戦ってないよ。話し合って、お空の向こうに行ってもらったんだ。」
「ばんばーんとかやらなかったの。」
「そう、口で言って、向こうに行ってもらったの。」
「ふーん、わかった!」


まあ、その5分後には、相変わらず兄弟喧嘩してましたが…。

2008年6月11日

同窓会2本

日曜日は、2004年の夏の次世代リーダー養成塾1期生1組の面々と高田馬場でお好み焼き&もんじゃ焼き。
サンフランシスコの大学へと進学するかおりの送別会。

火曜日は、2003年春学期のベンチャー経営論の受講生と広尾で韓国料理。
かわりえが声をかけてくれて10名ほどが入れ替わり立ち代り登場。


熟成してきたなぁ、と感じるとともに、ますます今後が楽しみなのでした。


2008年6月12日

お父さん、男前じゃない

最近、コタロウやカンタには「かっこいいねぇ」という代わりに「男前だねぇ」と言うようにしている。

別にこれといった理由はないが、
「かっこいいねぇ」と言われても「いや、かっこよくない」と照れていたコタロウが、
「男前だねぇ」と言うと、けっこううれしそうな表情をする。

今朝、台所に立って目玉焼きを焼いていると、
料理を手伝いたくてしょうがないカンタがやってきて
「お父さん、あっちいって。お父さん、男前じゃない!」
と言い放った。

「男前じゃない」と言われると、けっこうショックですなぁ。

弥生ちゃんとの出会い

忘れないうちに記録しておこう。

2008年2月10日に弥生ちゃんの釣書が持ち込まれる。

僕にはその時、西片ちゃんという結納も済んだ婚約者がいたが、この釣書を見た途端に弥生ちゃんに一目ぼれ。

即、一日も早くお目にかかりたいと紹介者に伝える。

その後、強力なライバルが登場するも、2月26日にプロポーズ。3月17日に婚約。

そして、6月10日(大安)にめでたく入籍しました。

2010年4月には第1子が誕生予定です。


ただ今、別れた西方ちゃんの良縁を募集中。
いい相手が見つかりますように…。


ちなみに本城家は家庭円満です。但し、第5子の予定はありません。


わけわからない内容ですが、わかる人にわかればいいのです。

2008年6月13日

企業家と信頼:出会い、ネットワークそして運

たまには活動についても。

7月13日に開催される企業家研究フォーラム2008年度年次大会でパネルディスカッションに登壇します。
司会は加護野忠男さん(神戸大学大学院教授)、パネラーは南部靖之さん(パソナグループ代表)、金井一頼さん(大阪大学大学院教授)、そして僕。


このパネルディスカッションのタイトルが「企業家と信頼:出会い、ネットワークそして運」。

ここから企業家研究フォーラムのサイトからの引用

企業家が事業を創造し、発展・成長していくプロセスをみていくと、そのプロセスを支えるように企業家を取り巻くネットワークが同時に発展・拡大していることに気づく。つまり、事業が発展・成長するか否かは、企業家がネットワークを発展・拡大させていくことができるかにかかっていると言っても過言ではない。

成功した企業家は、その理由を聞かれて、よく「運が良かった」ということを口にする。企業家の運とは、どのような人と出会い、どのようなネットワークにつなげることができるかに大きく関わっているようである。我々は日常の生活のなかで多様な人々と出会っている。しかし、それらの出会いが全てネットワークとして活性化されるわけではない。むしろ、多くの出会いは一時的に終わる。出会いによって始まり、信頼を共感することでネットワークが多様化、増幅し、それが思いもかけない運をたぐりよせ事業が発展するという「幸運のネットワーク」がある一方で、ネットワークトラップに陥り、事業が危うくなる「不運のネットワーク」もある。

今回の共通論題では、運をたぐり寄せるネットワークに恵まれている二人の企業家とともに、これまでの研究を踏まえながらも、その呪縛に陥ることなく、企業家をめぐるネットワーク、信頼そして運に関する自由な知的やりとりを楽しみたい。


引用終了

はい、出会いと運は確かに弱いほうではありません。


実は、大学院時代の就職活動では、パソナの企業説明会にも参加しました。

広尾のオフィスを見せてもらい、エレベーターで高校時代の友人の早川君に出会ったことをよく覚えてます。
そして、オフィスにきれいなお姉さんが沢山いて、香水の香りにクラクラして、「あー、僕はこんなところでは集中して仕事できない…。」と真剣に思ったもんです。

  

2008年6月16日

よくわかっていないこと話す

「結の会」という勉強会で話題提供者としてプレゼン。

案の定、わかりにくい部分や、伝わりきらない部分、誤解を招く部分が山盛りで、様々なフィードバックをもらい、やっぱり言葉が足りてないし、自分でもよくわかっていないんだと改めて自覚。


ただ、一方で成長したなぁと思っている部分もある。

おそらく1年前くらいまでは、自分自身でわかっていること(実際はわかっているつもりのこと)、自信のあることしか多数の人の前で話しをしなかった。

でも、ここ最近は、自分自身でもよくわかっていない、自信を持って強く言えないことも敢えてプレゼンをして、他の人からのフィードバックをもらってみるということができるようになっている。

何がきっかけなのかはわからないが、今日、「オレは、そういう成長をしてるんじゃないか?」ということに気が付いたのは、大きな発見だ。

いわゆる「事業」についてのプレゼンをしているので、「わかっていない、強くない、未完成だ、不完全だ」というのはどうなの?という気もしないわけでもないが、自分ではすっきりしている。

それでいいのだ。


2008年6月17日

一番大切なのは、知り合いを増やさないこと

午後、渋谷駅付近を歩いていたら、身長185cmくらいの男性二人が身長170cmくらいの男性の前に立ち、彼の話を真剣に聞いている。

三人ともイケメン。

僕がその横を通りすぎようとしたその時、
「いい、一番大切なのは、知り合いを増やさないこと!」
170cmの彼は、二人に向かってきっぱりと言った。
185cmの二人の目は、まっすぐ彼を見ていた。

えっ、と思い歩くスピードを緩めたが、そのまま立ち去るしかなかった。

2008年6月18日

炎上する夢

昨日のことになるが、イヤな夢を見た。

このブログが炎上。

わけのわからないコメントが大量に入り、僕はそれを一つひとつ丁寧に音読する。
そのコメントがまたぐさっと本質を突くものだったりするものもあったりして、かなりきつかった。

が、夢の中で音読したきついコメントは、当然誰かが書き込んだものではなく、僕の内面が書き込んだもの。自分で自分に鞭打ったということだろうか。


2008年6月23日

車座になったり、それぞれになったり。

松木さんを囲んで、見ず知らずの11人で3泊4日のワークショップ。
車座になったり、それぞれになったり。

たっぷりと自分自身に接近した気持ちのいい時間を過ごしました。
なかでも、雨の降る夜、清里の森であんなに真剣になったのは、本当にステキな体験でした。

一夜明けてまったくの日常生活。
全身の筋肉痛が3泊4日を思い出させてくれています。

松木さん、西さん、大内さん、ひろさん、かぜ、龍玄、ともぴー、さとこさん、みわぞう、ひろこ、きよ、ありがとう。

男子(?)棟。
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毎朝1人で過ごした場所。
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散歩道。
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2008年6月27日

「森を育てる仕事」と「森の中で熊を獲る仕事」

ちょっとまずはタイトルだけ。

6-2≦2+2

コタロウとモユはお泊り保育。

ということで、今日はカンタとカイノスケと大人二人。

6人家族になってからなかなか全員で行けなかった田辺さんのお店へ、大人二人と子ども二人で晩御飯を食べにでかける。

いやー、落ち着いて食事ができます。

僕らとモユ、コタロウの4人で食事したのと、
僕らとカンタ、カイノスケの4人とで食事するのでは、
大変さがまったく違います。

6-2≦2+2 です。

コタロウとモユも楽しい1泊2日だろうけど、こちらも楽しい1泊2日です。

2008年6月29日

「西の魔女が死んだ」(梨木香歩)

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「西の魔女が死んだ」(梨木香歩)

「珍しく文庫本を読んでるなーと思ったけど、何を読んでるの?」とアヤに質問された。
確かに文庫本を読んでいるのは、珍しい。
しかも、この手の本を読むことはほとんどない。

このあいだ参加した3泊4日のワークショップの場所で、ロケをやっていたようで、実は早朝にこのロケ地に忍び込んだ。たしかに魔女が住んでいそうな場所と家だった。

映画は見ていないけど、あの森や場所を見たので、鮮明な映像が浮かびながら読めた本でした。


映画「西の魔女が死んだ」


なるほど、ゲンジは木村祐一か。


2008年6月30日

Bさんのお父さんとお母さんと家

「図書」ということを勉強しに、
学生時代からお世話(?)になっているBさんという先輩のお父さんに会いに行く。

2時30分から丸々3時間、いろいろレクチャーしてもらう。
その間、お母さんはじっと少し離れたところで、僕とお父さんの会話を見守っていた。

お母さんの「見てもらいましょうよ」という一言で、家中の資料室を見せてもらったり、庭の蕗を案内してもらったり。

ステキなお父さんとお母さんであり、仲良しの夫婦でした。
あの人はこんな家庭に育ったんだなぁと思うと、
なんとなくBさんがかわいく感じた。


SFCで「B」といえば、もちろんB夫さんです。


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