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2004年4月

2004年4月 6日

長男

僕は長子で長男だ。
父も長子で長男だ。
たしか祖父も長子で長男だったはず。

そんなわけで、長子で長男は、一家で大事な局面では
しっかりと決断をしなければいけないという責任感をなんとなく感じるのである。

「明日までに決める」という父の一言が耳に残る。

別に長子長男が決断しなくてもいいんだろうが、
じわじわとそう思って、先祖代々そうしてきたんだろうな、と思う。

いや、オレが勝ってにそう思ってるだけか。
もしくは、そうするのが好きなだけか。

2004年4月 9日

授業の復権

「授業の復権」森口朗 新潮新書 2004年3月20日

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2004年4月13日

はじまります

明日からスタート。

1年間、継続的に定期的に特定の中学生・高校生20名弱と授業を通して関わりを持つ。
授業といっても、教員免許を持たない僕には、本当の科目を持つことはできない。
月に2、3回、放課後に90分間の特別枠。

機会を与えてくれた方に感謝。
参加してくれる生徒に感謝。
引き受けたオレもえらい。

ふらっと登場して、1時間とか2時間の講演をしていなくなってしまうタイプの関わりに限界を感じていた。
ようこそ先輩」みたいのも楽しいけど、それだけじゃね。

継続的、定期的な関係を重視したい。

経験した上で、経験に縛られないように。
経験を軽んじてもいけないし、経験に縛られてもいけない。

2004年4月14日

メッセージは1つ

90分間の中で伝えるメッセージは1つにする。

気づきを与える・待つのではなく、明確に伝える。
繰り返し繰り返し明確に伝える。

2004年4月15日

足し算の問題

(A)2+8=□
(B)□+□=10

この2つの問題は、どちらも足し算の問題だけども、求めている能力が違う。
正解を出す能力と、回答を出す能力。

2004年4月16日

履修状況

玉川大学通信教育部で教員免許を取得しようとして1年経過。
はっきりいって進捗悪いです。

登録単位57、修得単位4…。
残り53単位。教育実習が5単位だから、48単位。
一科目2単位だから、24教科。
1教科修得するには、レポートを2本とテストを1回。

要するに、レポートを48本、テストを24回受ければいいってことだ。

単位を修得したのはすべてスクーリング。
・教育の原理
・総合演習

履修登録していて修得してない教科は、
・教師論
・人間の発達と学習
・教育心理学I
・教育行政学I
・教育行政学II
・学校制度と社会
・教育の方法と技術
・日本国憲法(レポート一本提出済 B)
・倫理学概論I
・日本史
・外国史(西洋)
・外国史(東洋)
・地理学
・法律学(レポート一本提出済 B)
・経済学I
・経済学II
・国際経済学
・人間関係論
・社会科・公民科指導法I
・社会科・公民科指導法II
・社会科指導法I(中学)
・道徳の指導法
・特別活動の指導法
・自動理解と教育相談
・生徒理解と教育相談

んー、先は長いが遠くはない。

当たり前だけど、具体化と視覚化が大事だ。

本気モードになるためにしたこと。
1)履修状況の把握
2)部屋の照明を明るく

これでばっちり。
浜川さん、三華さん、やりますよ。

2004年4月18日

メガネ

朝起きたら、メガネが枕元になかった。

然は先に起きている。イヤな予感。

案の定、メガネは無残な姿で床に転がっていた。

これで2本目だ…。

カムロの小野寺さんにお願いすれば直してもらえるだろうか。
ここでメガネを買い続けて、早4年。
「パンツも毎日変えるでしょ?それと同じようにメガネも毎日変えるんだよ。」
という、妙な説得力を感じ、少しずつ数が増えていった。
メガネが唯一のコレクション。

かけているメガネによって、気分というかモードが変わる。
メガネをかけている自分の姿なんて、ほとんど見ないのに。

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2004年4月20日

「自分の仕事をつくる」西村佳哲

明日、生徒に紹介する本。

自分の仕事をつくる(西村佳哲、晶文社)

まえがきをコピーして配布。

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2004年4月21日

ヤマケンと二人で中高生の前に立つ

大学1年生の春休み、なぜかわからないけどヤマケンの出身高校に連れて行ってもらった。
夜飯は、クヌギなんたらとかいうところで食べた記憶がある。
その後、ヤマケンの実家に泊まらせてもらい、風呂に入った。

そのときに、「学園祭やろうぜ!」という話で盛り上がり、
帰りのお土産には、尻餅という、おいしいお菓子をもらった。

そのときは、まさか二人で中高生の前に立ち、授業みたいなことをやるなんて思ってもみなかったけど、今日はそれをやった。

なかなかおもしろい光景でした。


---
毎回、「仕事」ということについて質問を投げつける。
「わたし」のことも問いかけている。
「2050年」という近くて遠い未来についても思いを巡らしている。
そして毎日、日記をつけてもらっている。

全19回、「いい仕事」をしよう。

2004年4月23日

イチゴ狩り

4時30分に目覚めた。
目覚めた場所は、ウォークインクロゼットの中。
どうやら服を脱ぎ捨てたまま、撃沈したらしい。

あと15分眠りたかったが、そのまま体を起こして、水をたっぷり飲む。

6時発の新幹線に乗り、仙台へ向かう。

仙台に着き、亘理へ向かうために電車を乗り換える。
反対方向の電車に乗ったらしく、5つ目くらいで終点になってしまった。
気を取り直して、正しい電車に乗りなおす。

宮城県亘理町立吉田中学校を訪問。
今回で2回目。

今年の2月から公文式の数学を一部の学年で、4月からは全学年で導入している。
導入の効果がどう現れるのか、非常に興味深い。

この学校、地域の支援が非常に手厚い。
この日も校長室では地域の人が「声かけ運動」について話合っていた。

「子どもが挨拶しないからといって、大人が声をかけないというのはそもそも間違っている。
知っている知らないに関わらず、大人が先に声をかけないといけない。
子どもが挨拶しないとブツブツ言っているのは、そもそもおかしいんだ!」

というようなことを年配の方が熱心に語っていた。
ごもっとも。

地域の子どものために、自分たちが何ができるのかという姿勢に感動した。

学校と地域がいい関係にあるんだということがわかった。

帰りにはPTA会長さんの知り合いのイチゴ農家でイチゴ狩りをさせてもらう。
腰は痛くなったが、まじでうまかった。
箱いっぱいにイチゴを詰めてお土産にした。

2004年4月24日

開墾

ビオトープに畑を作る。

9時に中高生13人が集合。欠席2名、遅刻1名。

まずは徹底的に雑草を取る。

スタートしてから20分くらいでアドバイザーのヤマケン登場。
何事もなかったように作業は進む。

毛虫がいる、ミミズがいる、イモ虫がいる。
きゃーきゃー声があがる。
近所迷惑にならないか若干不安。

40分くらいで雑草取りは完了。

チームの場所を決める。
なぜかジャンケンに勝ったところが、
日当たりが悪そうな場所を選ぶ。

各自シャベルを手に持ち、各チームの場所の土を掘り返す。
またもや、きゃーきゃー悲鳴があがる。

一人だけ虫が得意な子がいる。
大きな毛虫を見つけて「わぁ、かわいい顔してる。」とさわやかな笑顔。

近所のおじいさんが犬と共にやってきた。
苦情ではなく、楽しそうな声につられて見に来たらしい。

小石以外に、食器のかけらやガラス、針金、紐などが発掘される。
感想で、「引越しするときには、土の中にごみを埋めないようにしようと思いました」と発言した子がいた。
最後に「うちはマンションですが…」と自分で突っ込んでいたが。

シャベルだと進みが遅いので、スコップを使わせる。
普段スコップなんてほとんど使わないのだろう。
動作が危なっかしい。

土を掘っていると、家の基礎が出来てきた。これは掘り返すのはあきらめる。
この場所に家が存在していたことがわかる。ちょっと感動。

1時間くらい掘り返したところで、休憩。
昨日とってきたイチゴをみんなで食べる。
汗を流して、太陽の下で食べる。うまい。

休憩後、麻紐で均等に区画を分ける。
生徒の保護者が飲み物の差し入れ。
農業高校の校長先生と聞き、びっくり。

牛糞堆肥を手でまく。
土がいいらしいので少量。

いよいよ畝をつくる。

サツマイモ、枝豆を栽培するのが3チーム。
ハーブ各種、唐辛子を栽培するのが1チーム。

3チームは高さ30cmくらいの畝。
1チームは高さ10cm。

30cmチームは鍬を使う。なんとも様にならない。
鍬は進むが、それに応じて体が進まない。
だんだん鍬と体の角度が変になる。

一人、鍬の使い方をマスターした子がいた。
その子の感想は「農家になりたいと思った。」だった。

ハーブチームは鶏糞もつかった。
鶏糞の中に手をいれ、温かいことを確認。
まだ発酵が進んでいるとのこと。

畝作りは順調に終了。

一度集合して、種と苗について簡単に話し合い。
さつまいもの苗、枝豆の種、ハーブの種、唐辛子の苗は、どこでいくらで買えるか各自調査。

おじいさんが種子島で農業の指導員をしていたという子が、
サツマイモの苗と種芋を持ってきた。
立派な苗と種芋。
苗は各チームに分けて植える。
種芋はどうしたらいいかわからないので、おじいさんに育て方を確認するように指示。

さつまいもの苗を4本ずつ、できたての畝に植え、水を撒く。
小さな虹ができる。歓声。
畑もほぼ完成。

ちょうどお昼ごろになり、みんなで弁当を食べる。
うまい。

弁当を食べながら、収穫できた作物をつかって商品をつくる。
それを○○祭と●●祭のどちらで販売するか議論。
中学生、高校生は忙しい。
最終的には、参加できそうな人が多い●●祭に決定。

数日間の水撒き当番と栽培ノートの置き場所を決めて終了。

きっと午後は塾やら習い事があるだろう。
朝から慣れない土仕事をして、きっと眠くなるだろうな。

場所を移して先生たちといろいろ話をし、僕らも解散。

作業中は快晴だったが、帰る頃には少し曇りだしてきた。
さすがに眠くなる。
家に帰ってシャワーを浴び、バスローブのままベッドにもぐりこみ昼寝。

僕も久しぶりに土をいじった。気持ちがいい。

昼寝から目覚めて「たなべ」、その後、久々に恵比寿の「ODIN」。

満足。

5月12日は、種まき・苗植え。晴れろ。

2004年4月25日

「天才は親が作る」吉井妙子

天才は親が作る」(吉井妙子、文芸春秋)

子育て本。お父さんもお母さんもがんばっている。
自分自身が男だからかもしれないが、父親の存在が目立つ。
がんばれ、お父さん。

取り上げられている「天才」
・松坂大輔(野球)
・イチロー(サッカー)
・清水宏保(スピードスケート)
・里谷多英(スキー)
・丸山茂樹(ゴルフ)
・杉山愛(テニス)
・加藤陽一(バレー)
・武双山(相撲)
・井口資仁(野球)
・川口能活(サッカー)

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2004年4月26日

絵文字メール

還暦になった父から携帯メールが着信。

送信できるようになったのは素晴らしいし、
メールが届くのはうれしいけど。

絵文字を使っている。
特に多いのはハートマーク…。

孫の話題の時には、必ず2つ以上ハートを使ったメールが来る。

まあ、いいけど。

2004年4月27日

日本国憲法、法律学(国際法を含む)

4月中に3本書くと決めたので、玉川のレポートを書いてみた。

まずは第一分冊のレポートが書き終わっている日本国憲法と法律学(国際法を含む)の2教科の第二分冊目のレポートが完了。

それぞれの課題内容は、

日本国憲法
    日本国憲法における内閣総辞職について説明せよ。
法律学
    日米安保条約の内容について説明せよ。

この手のやつは主義主張を述べずに、教科書的にさらっと要約するに限る。
2000~2400字で書けというので、制限時間を2時間にしてスタート。

次は「教師論」。ルソー、ペスタロッチー、フレーベル、ディースターヴェーク、ケルシェンシュタイナーについて説明。

説明もののレポートを一気に片付けてしまおう。

2004年4月30日

忍者の講演会

カガヤが忍者の名刺について書いてた。

僕は忍者の仕事ぶりを目の当たりにしたことがある。

彼の名刺は見たことがないが、きっと肩書きは「忍者」だったに違いない。

たぶん小学校2年生のとき。

全校児童が体育館に集められある人の講演を聞いた。
名前は誰だったか忘れたけど、校長先生がその人を紹介したときに発した一言は忘れない。

「●●●●さんは忍者です。」
紹介された人も「忍者の●●●●です。」と自己紹介した。

今だったら大笑いするだろうが、当時は真剣に驚いた。

その忍者は、いわゆる忍者服を着ていなかった。
オーソドックスな紺色のスーツ。
きっとその方が今の世の中は目立たないのだろう。
忍者はスピーディーに動くから、スマートな体型かと思っていたけど、
彼はお腹がたっぷりデブだった。

忍者は、高学年の男の子を数人舞台に上げ、次々とその技を披露した。

舞台で歩いている男児。
忍者が「止まれ!」と声をかけると、一声に男児の足が止まった。
しかし、手は前後に動いていた。
その姿は本当に今から思うと、可笑しいが、当時はすげーの一言。

「動け!」と声をかけると今度は動く。
「止まれ!」で、また腕だけを前後に振る男児数名。


次は、たしか勝也と利也のお兄ちゃんが実験台になった気がする。
舞台にあった2つの椅子に、頭と足を乗せる。
「あなたの体は、鉄のようにかたくなーるかたくなーる」みたいな呪文を唱えられ、
その体の上に、でぶっちょの忍者がのる。
でも勝也と利也のお兄ちゃんはびくともしない。


その次は、でぶっちょの忍者が「はーっ」と息を吐いたかと思うと、
なんとスーツのズボンのベルトがユルユルになった。
あっという間にでぶっちょ忍者は痩せたのだ。


そのほかにもいろいろやってくれたんだと思うが、
僕の記憶にはその3つの術しか残っていない。


最後に忍者はすごい術を繰り出した。

---
みなさん、体育館の窓を見つめてください。
その窓を皆さんのまぶたに焼き付けます。
皆さんは、これから大人になって何年たっても、
まぶたを閉じれば、この体育館の窓が見えます。
はい、じーっと窓を見つめてください。
じーっと見つめてください。
そして、目を閉じてください。
いいですか、今から私が言うことを、大きな声で繰り返してください。

やればーできる!

「やればーできる!」

やればーできる!

「やればーできる!」

やればーできる!

「やればーできる!」

これでみなさん、いつでも体育館の窓を思い出すことができます。

---

確かに目を閉じると、小学校の体育館の窓が浮かんでくるような気がする。

「やればーできる!」の呪文は話の流れ的は意味不明だ。
いろいろな術を繰り出していたスーツ忍者が、
いきなり「やればーできる!」はどう考えてもおかしい。

でも、当時の僕らはあまりそんなの関係なしで、
「そうか。やればーできる、なのか」と真剣に感動した。

やれば、できる。

忍者の技はやっぱりすごかった。

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