朝起きたら、メガネが枕元になかった。
然は先に起きている。イヤな予感。
案の定、メガネは無残な姿で床に転がっていた。
これで2本目だ…。
カムロの小野寺さんにお願いすれば直してもらえるだろうか。
ここでメガネを買い続けて、早4年。
「パンツも毎日変えるでしょ?それと同じようにメガネも毎日変えるんだよ。」
という、妙な説得力を感じ、少しずつ数が増えていった。
メガネが唯一のコレクション。
かけているメガネによって、気分というかモードが変わる。
メガネをかけている自分の姿なんて、ほとんど見ないのに。