ビオトープに畑を作る。
9時に中高生13人が集合。欠席2名、遅刻1名。
まずは徹底的に雑草を取る。
スタートしてから20分くらいでアドバイザーのヤマケン登場。
何事もなかったように作業は進む。
毛虫がいる、ミミズがいる、イモ虫がいる。
きゃーきゃー声があがる。
近所迷惑にならないか若干不安。
40分くらいで雑草取りは完了。
チームの場所を決める。
なぜかジャンケンに勝ったところが、
日当たりが悪そうな場所を選ぶ。
各自シャベルを手に持ち、各チームの場所の土を掘り返す。
またもや、きゃーきゃー悲鳴があがる。
一人だけ虫が得意な子がいる。
大きな毛虫を見つけて「わぁ、かわいい顔してる。」とさわやかな笑顔。
近所のおじいさんが犬と共にやってきた。
苦情ではなく、楽しそうな声につられて見に来たらしい。
小石以外に、食器のかけらやガラス、針金、紐などが発掘される。
感想で、「引越しするときには、土の中にごみを埋めないようにしようと思いました」と発言した子がいた。
最後に「うちはマンションですが…」と自分で突っ込んでいたが。
シャベルだと進みが遅いので、スコップを使わせる。
普段スコップなんてほとんど使わないのだろう。
動作が危なっかしい。
土を掘っていると、家の基礎が出来てきた。これは掘り返すのはあきらめる。
この場所に家が存在していたことがわかる。ちょっと感動。
1時間くらい掘り返したところで、休憩。
昨日とってきたイチゴをみんなで食べる。
汗を流して、太陽の下で食べる。うまい。
休憩後、麻紐で均等に区画を分ける。
生徒の保護者が飲み物の差し入れ。
農業高校の校長先生と聞き、びっくり。
牛糞堆肥を手でまく。
土がいいらしいので少量。
いよいよ畝をつくる。
サツマイモ、枝豆を栽培するのが3チーム。
ハーブ各種、唐辛子を栽培するのが1チーム。
3チームは高さ30cmくらいの畝。
1チームは高さ10cm。
30cmチームは鍬を使う。なんとも様にならない。
鍬は進むが、それに応じて体が進まない。
だんだん鍬と体の角度が変になる。
一人、鍬の使い方をマスターした子がいた。
その子の感想は「農家になりたいと思った。」だった。
ハーブチームは鶏糞もつかった。
鶏糞の中に手をいれ、温かいことを確認。
まだ発酵が進んでいるとのこと。
畝作りは順調に終了。
一度集合して、種と苗について簡単に話し合い。
さつまいもの苗、枝豆の種、ハーブの種、唐辛子の苗は、どこでいくらで買えるか各自調査。
おじいさんが種子島で農業の指導員をしていたという子が、
サツマイモの苗と種芋を持ってきた。
立派な苗と種芋。
苗は各チームに分けて植える。
種芋はどうしたらいいかわからないので、おじいさんに育て方を確認するように指示。
さつまいもの苗を4本ずつ、できたての畝に植え、水を撒く。
小さな虹ができる。歓声。
畑もほぼ完成。
ちょうどお昼ごろになり、みんなで弁当を食べる。
うまい。
弁当を食べながら、収穫できた作物をつかって商品をつくる。
それを○○祭と●●祭のどちらで販売するか議論。
中学生、高校生は忙しい。
最終的には、参加できそうな人が多い●●祭に決定。
数日間の水撒き当番と栽培ノートの置き場所を決めて終了。
きっと午後は塾やら習い事があるだろう。
朝から慣れない土仕事をして、きっと眠くなるだろうな。
場所を移して先生たちといろいろ話をし、僕らも解散。
作業中は快晴だったが、帰る頃には少し曇りだしてきた。
さすがに眠くなる。
家に帰ってシャワーを浴び、バスローブのままベッドにもぐりこみ昼寝。
僕も久しぶりに土をいじった。気持ちがいい。
昼寝から目覚めて「たなべ」、その後、久々に恵比寿の「ODIN」。
満足。
5月12日は、種まき・苗植え。晴れろ。