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2017年4月28日

今朝ふと思ったこと

2016年6月からスタートしたこのプロジェクト、軽井沢風越学園の設立。


2020年4月1日の開校目標日まで、あと1069日。
2019年12月1日に認可を受けようとすると、その日まであと947日。


先日、少し立ち止まって考えられる時間が出来た時に、脳内にあることを書きだして、プロジェクトメンバーにシェアしてみた。


楽しい。
でも、めんどくさいことも山ほどある。しがらみもできる。
「あー、やっぱりこんなこと始めるんじゃなかったなー」と思うこともある。
そういう思いも抱えながらも、前に進む。
1人だと足を止めているだろうけど、共におしゃべりしながら歩んでくれる仲間がいるから、寄り道しながら前に進める。


ごりさん(岩瀬直樹)と二人で始まったこのプロジェクトも、気がついてみると10人近い人が関わっている。

Facebookの秘密のグループでやり取りしていたのもそろそろ限界。

クラウドでファイルを共有し、互いのドキュメントにコメントを入れるようにしたり、メーリングリストを活用してみたり、さて、グループウェアはどうしようか、という段階。

全国各地に散らばっているメンバーなので、全員集まってのミーティングも頻繁にはできない。appear.in 等を活用したりしてみようとしている。


わゆる創業期だ。迷い、いろいろ起きる時期。


チームの状態は盤石ではない。

隙間だらけだし、弱い。緩い。でも、そのことを自覚して、不安がっていないのが、このチームの魅力。月14・15日に開催した地域の皆さま向け説明会を3回やった2日間のこのチームの修復力、調整力、学習力、現場合わせ力は見事だった。

盤石なチームになろうとしないことは意識し続ける。いつも弱さを内包し、凸凹であり続けよう。



楽天の創業期と成長期に出会った三木谷さんをはじめとする経営者から学んだことは僕のベースになっている。れはいくつかのキーワードとして僕の中に残っている。

・出来ない理由じゃなくて、出来る方法を考える。
・成功の5つのコンセプト(https://corp.rakuten.co.jp/about/philosophy/success.html
・肩をもんで、アイスを買い、ラーメン食べに行く。
・1、3の法則。
・レベルを合わせてタイプを散らす。
・信頼しろ。でも信頼しすぎるな。
・情熱の炎を絶やすな。そしたらなんでも実現できる。


軽井沢風越学園の創業期の今、これらのことを思い出すことが増えた。
それぞれのキーワードの解釈や感じ方は僕の中では変化しているが、身に沁み具合は増している。



おおきくイメージが変わったのは、情熱の炎。


楽天を辞める時に「情熱の炎を絶やすな。そしたらなんでも実現できる。」と三木谷さんが送り出してくれた。


僕はこの言葉を頼りにしてきた。いま、自分の中の炎はどういう状況か気にしていた。
その時に僕の中であった炎のイメージは、一本のろうそくの炎。
消えないようにがんばってきた、1人で。


いま、その炎のイメージはおおきく変わった。

焚き火の炎。
自分だけが燃えているのではなく、互いに燃えている。
僕が消えそうになっても、他の人が燃えていれば、大丈夫。
そして、外から風を送り込んでくれる人もたくさんいる。

上からどしゃーっっと水かかっても、なんとかなりそうな気がしている。



そんなことを思った朝でした。

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