今年は来賓として参加。
天気もよく暖かかったので早めに家を出て、センター北駅から学校まで歩く。
もう間もなくオープンする地下鉄駅の周辺は、急ピッチに整備が進んでいた。
胸を張って堂々と参加できるかというと、当然のことながら、この僕でもそうでもなく、学校が近づくにつれ多少は足取りは重くなる。
受付を通り来賓控え室に入り、式のスタートを待つ。
待っている間、僕が発した言葉の80%くらいは、
・お久しぶりです。
・いろいろお世話になりました。
・ありがとうございます。
・はい、元気でやってます。
・いろいろすみません。
の繰り替えし。
式の間は、誰と話すこともなく、じっくりと卒業を感じる。
開校と同時に入学した今年の卒業生は247名。
3年間ずっと東山田中で過ごした初の卒業生。
壇上で卒業証書を受け取る彼ら彼女らは、表情も体格も一様に成長していた。
約一年ぶりに会う中学生への言葉としてはおかしいかもしれないけれど、声をかけるとしたら、
「大きくなったなぁ。」が一番似合う気がした。
式辞などが終わると、来賓紹介。
小学校の校長先生やPTA会長、地域の町内会長さんなどが来賓。
一人ひとり名前を呼ばれ、起立して「おめでとうございます。」などと卒業生に一言声をかける。
僕は、前校長と紹介されるわけだが、自分の名前が呼ばれるまでの間、「卒業、おめでとうございます。」 この一言を何度も胸の中で繰り返す。
まぁ、とにかく、本当にいい時間でした。以上、おしまい。
卒業おめでとう。