性教育がしっかりできる親にならねば、と改めて思った出来事。
家族5人でタクシーに乗っていた。
コタロウは、「オッパイチンチン!オッパイチンチン!」とうれしそうに繰り返す。
これはいつものこと。
僕の隣に座っていたモユ(11月で5歳)が突然、
「あのさ、おちんちんって、ほんとうはペニスって言うんだよね」
「え?!」
さすがの僕も、これにはかなり驚き、すぐには返答できませんでした。
「そ、そうだね。そうとも言うね。ね、なんでこの子、こんなこと知ってるの?」
と思わずアヤに質問。
「このあいだしんちゃんが買ってきた絵本にそういうこと書いてあったみたいだよ」
たしかに、そういう記述がある本だった。
きみのからだが進化論(第1巻)「むかし、わたしはサカナだった」(著者: 黒田弘行 /下谷二助 出版社: 農山漁村文化協会 )
「陸の上で子どもをつくるためのくふう(わたしたちのペニスのはじまり)」という章があり、子どもにわかりやすいように説明してある。いい絵本です。第2巻では膣についても説明してあります。
それにしても、5歳寸前の娘からペニスなんて単語が出てくるとは、思いもよらず、
いつもなら丁寧に言葉の意味を説明してあげる僕も、ちょっと今回は流してしまった。
モユとしては、いわゆる「性」ではなく「生」への興味から得た知識だろうし、
単純な体の機能や名称に興味があるわけなんだが。
性教育がしっかりできる父親になろう。