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2007年10月18日

公文国際学園中学校の修学旅行

以下、公文国際学園ホームページより引用

日本文化体験

生徒一人ひとりが体験したい日本文化を探し出し、クラスの枠を越えて仲間を募り、企画・立案して学年コンペに臨みます。160案が絞られて6コースが選び出されます。6コースを選び出すのも、事前学習・3泊4日のスケジュール・事後学習、すべてが生徒の手によるものです。この体験のすべてを下級生にプレゼンテーションし、論文を書き上げて、この体験が完成します。

<2006年 日本文化体験のテーマと場所>

宮沢賢治と農業(岩手) 比叡山修業体験(京都) 合掌造り(富山)
松阪牛徹底研究(三重) 平和~原爆と大和(広島) 伝統芸能~金箔(富山)

<2005年 日本文化体験のテーマと場所>

白神研究(青森) 長崎文化体験(長崎) 漁業(三重)
世界遺産を訪ねて(京都) 姫路城研究(兵庫) 茶道・和菓子体験(京都)


 
今年のテーマは、
讃岐うどん(香川) 捕鯨(和歌山) 茶道(京都) 飴細工(大阪) 忍者(三重) 乳業(長野)
とのこと。

ホームページには硬い感じでテーマが書かれているが、
実際は2006年だと、
・賢ちゃんの世界へ(賢治と農業、岩手)
・牛を訪ねて三千里(松坂牛、三重)
・Let's Travel 合掌造りにズームイン(合掌造り、冨山)
・金沢と金箔(伝統工芸、石川)
・Peace(原爆と特攻、広島)
・そうだ修行へ行こう(修行、京都)
のように中学生らしい感じになっているようだ。

様子が
・http://blog.goo.ne.jp/seib_2005/d/20071017
・http://www.rnc.co.jp/news/index.asp?mode=1&nwnbr=2007101604
で紹介されている。



これ、理想的な修学旅行のあり方ではないだろうか。

修学旅行委員会などを組織し、そこがいくつかのコースをつくり、生徒が選択するというのは聞いたことがあるが、ここまで徹底して生徒が主体的に行っているのは初耳。
聞くところによると、ある先生がこれを提案し、何度も却下された上で、やっと実現したものとのこと。

これを実現するには、いろいろな条件整備が必要だろうが、これぞ本来の修学旅行の姿だろうなあ。

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