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2007年10月 6日

校外での5kmマラソン

所用があり文京区立誠之小学校のご近所へ。

道々に黄色いジャンバーをきたPTAの方が立っているので、何か行事かな?と思っていたら「大運動会」を開催していた。

この小学校の名前は、聞いたことがなかった。

のぞくとグランドに大きな木が生えている。
児童数にしてはグランドが小さいのだろう。
グランドに収まり切らない数の見学者がいる。
2階教室を開放して、そこからも見学している。

重箱を風呂敷に包んで来ている人もいる。いい光景だ。

最近は、運動会のお昼御飯は子どもたちは校内で給食、というところも増えてきている。
家族が見学に来れない子どもへの配慮だ。

門から外へと保護者の方たちが、何かを迎え入れるように列をつくっている。
何かな?と思っていたら、遠くのほうから子どもたちが、どんどん走ってくる。
5kmマラソンとのこと。

PTAはもちろん、ボーイスカウトのユニフォームを着た人などがどうやらボランティアとして活躍しているようだった。

本番だけでなく、練習もしているのだろう。
子どもたちはしっかりと走っている。

このご時世、校外を5kmも走らせるというのは、学校にとしてはけっこう勇気がいることではないか。
「迷った場合の対応は?」
「途中で倒れたら?」
「交通事故にあったらどうするんだ。」
などなどの声が予想される。

そのような中で、こういう行事をやっていることは、それだけで「しっかりとした学校なんだな」ということがわかる。

不動産屋さん曰く、「お子さんをここに入学させたいという方から、この近辺で家を探してくれというリクエストもあるんです。」とのこと。

調べてみると、この学校、歴史は古く、前身は福山藩丸山中屋敷の藩校。
明治23年創設、今年開校132年を迎える伝統校。
児童約800名、教職員70数名という文京区でもっとも大きい小学校とのこと。

いいもの見せてもらいました。


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