スクーリングで数日間グループワークをした後、
各チームごとにプレゼンをした。
おそらく受講者のほとんどの人は、
幼稚園、小学校、中学校の教員資格を取ろうとしているはずだ。
現職の教員もいる。
しかもグループワークのテーマは、
「総合の学習」の授業を考える、というもの。
プレゼンの中には、「協力して主体的に調べ学習をするような授業にしたい…」
などの言葉が乱れ飛ぶ。
でもさ、グループワーク、ちゃんとできてないじゃん。
協同作業、できてないじゃん。
プレゼン、全然ダメじゃん…。
あまりに全般的なスキルの低さに驚く。
教員目指してるんだよね?
「子どもが好き。」というのは確かに大事。
ただ、それは必要条件ではあるが、十分条件ではない。
マインドが高いだけではダメ。
どの職業も、しっかりとしたスキルが必要。
でも、教員養成課程って、必要なスキルを育成するような授業は皆無。
こんなんで現場に送り込まれて、児童生徒に「先生の言ってることわかんない。」
とか言われてたら、そりゃー学級崩壊にもなるさ。
スキルは、トレーニングさえしっかやれば最低限は身につく。
トレーニングをやるかやらないかだ。
教員養成課程を「マインド」「知識」「スキル」の3ジャンルで、
編成しなおす必要があるんじゃないだろうか?
現行はあまりにも「知識」に偏ってないか?
「マインド」「知識」「スキル」。
どの職業でもこのバランスです。
と1時間目終了後に思っていたら、
「教員のプレゼンスキル育成」のことについて2時間目に
曽野先生が言及した。驚いた。
テレパシー?
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またもや波がやってきた。
いい波だ。
次から次へとキーパーソンに会えるチャンスがやって来ている。
前の波が数ヶ月前。
涼しい夏に大きな波がやってきた。
準備体操して、飲み込まれないように、波に乗り遅れないように。
しっかりと、波をつかまえよう。
でも、見過ごすべき波は、しっかり見極めよう。
コメント (2)
こんばんは。玉川大のスクーリングで一昨日アドレスを教えて頂き、早速拝見させて頂きました。鈴木尋為(ひろい)と申します。8年間勤めていた会社を昨年の12月に辞め、現在、教員採用試験を受けながら、小学校免許取得の為に通信で勉強しています。
先日の本城さんのスピーチ、良かったです。特に興味を引いたのが「5つのキーワード」です。少し見て、「人前で話している人だな、、、」と解りました。薄々感じていたのですが、「人前で話す技術」が教員には絶対必要ですよね。一応、私もサービス業に従事していて、人前で多少は話していた経験があるのですが、この前の総合演習では撃沈し、トレーニングの継続性を痛感しました。あとのスピーチの内容はただ、圧倒されるばかりで、ショックでしたた。ありがとうございます。あと「マインド」「知識」「スキル」かぁ、いいこと聞いた。
その「キーワード」のことで。
「役割より存在」とおっしゃっていましたが、具体的にはどのような事でしょうか?それが解りませんでした。
組織(会社)において構成員が存在する理由は、その構成員の担う役割(組織の中で個人に何が出来るか)にあると思っています。「存在」だと、そこに「いることが」存在理由になるのかな?と。そしてその「存在」は組織にとってどのような影響を与えるのか、私の少ない経験の中では、そのような「役割より存在」な構成員は良い評価を受けていた覚えはありません。もし、「存在」が構成員たる理由ならば、その評価はどのようにされるか。
本城さんがおっしゃっていたことからずれてませんか?役割と存在の関係をこのように把握したつもりだったのですが、いかがでしょうか?もし違っていればその関係を教えて頂けませんでしょうか?
ほかのキーワードは何となく解りました。私も後輩には口だけで言っていたような、、、。
曽野先生の講義は面白いですね。本題の話も脱線話も。
後ろの学生達は寝てる人ばかりです。それか「わっかんない~」と休憩中に諦めて言っているか。皆単位を取ることが目的なようですね。もったいないなぁと。
毎日かなりなショックを受けて帰ります。「俺全然駄目じゃん」とか思いながら。まだまだ勉強不足ですね。
ショックを受ける人を見てると「とりあえず具体的に動いている」ことが皆さん特徴ですね。私もそれを目指して頑張ります。
長くなってしまいました。
お忙しい所、申し訳ございませんでした。
頑張ってください。良い学校作ってくださいね。
投稿者: 鈴木尋為 | 2003年8月14日 22:20
日時: 2003年8月14日 22:20
「マインド」は、きっと松野先生(教科教育法・算数)から学べることなのかも。
最後の講義で、松野先生は「自分が実現させられなかったから、あなたたちに託す」として、彼女が教育に携わる思いを伝えてくれたの。
理想の教師像
・学ぶ楽しさを教えるプロ
・個性を伸ばすベテラン
●生きる喜びを感じ取らせる
そうあるために必要なこと
・子どもが好き
・学び続ける
●教育への使命・誇りを感じる
●自分の生き方をいつまでも問い続ける
・社会や家庭の常識を身につける
文字にしてしまえば、これだけのことなんだけど、彼女の生の言葉、生のコメントが付いて、私はひどく感動させられた。本気で胸が熱くなって、涙が出たよ。
曽野先生の講義をわからない、という学生がいるように、松野先生の講義も冷めた目で見ている学生もいるけど、私は感動できる自分であってよかった、と思ってるの。
投稿者: ちびメグ | 2003年8月15日 18:08
日時: 2003年8月15日 18:08