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2011年10月

2011年10月 9日

「がんばろう日本」と「欲しがりません勝つまでは」

モユとコタロウと3泊4日の旅。

帰路、東京駅の新幹線のホームにて、モユがつぶやく。

「なんかさー、ずいぶん『がんばろう日本』とか多いね。」

「多いねー。」

「戦争の時の『欲しがりません勝つまでは』みたいだね。」

「なるほどねー、たしかにそんな感じかも。『がんばろう日本』ってモユはどう感じてんの?」

「えー、がんばってんのに、がんばれとかがんばろうとか言われるのはイヤなんだよねー。」

「おー、そうなんだ。」

「具体的なアドアイスとかをくれて、その後に、がんばったね、とか言われるのはいいんだけど。」

「なるほどねー、了解。以後、気を付けます。」

「えへっ」



小学校3年生でも『がんばろう日本』には違和感を感じてますよ。
ほんと、うんざりだ。


2011年10月14日

「くま」はどういう時に「ぐま」になるのか

僕がちょうど「舟を編む」(三浦しをん)を読んでいて、コタロウが動物図鑑を読んでいた時のこと。

「くまってさ、『くま』なのに、なんで『つきのわぐま、ひぐま、あらいぐま』ってみんな『ぐま』になんの?」
とコタロウ。

「ほんとだね。アナグマ、ハイイログマ、ホッキョクグマだもんね。」

「あ、でも『シロクマ』だね。」

「確かに。シロクマだけ、なんでグマじゃないんだ...。」

「舟を編む」は辞書編集者の物語なので、ちょっとそんな気分で法則を探ってみたのだけど、なんとも見当がつかない。

結局、明快な答えは見つからず。
しばらくこの問いを親子共々抱きかかえます。

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