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2011年7月14日

ぼく、さびしいんだよー

昨日、夕飯の支度をしているとカイノスケが悲しそうな顔をしながら近寄ってきた。

「ぼく、さびしいんだよー」

「どうしたの?」

「みんな、はやくたべおわっちゃうから、さびしいんだよー」


おー、「さびしいんだよー」ということを素直に伝えられるって、なんかいいなぁ。


みんなでいっせいに「いただきます」をしても、どうしても同じくらいの量を食べようとするので(そもそもそれがおかしいのだけど...)、
カイノスケだけ一人で最後まで食べ続けているということが続いていた。
特に朝食なんかは、小学生は7時前には家を出発したいもんだからけっこうなペースで食べるし、
4月に小学生になるカンタも、そのペースを意識したリズムになってるから、どうしても一人カイノスケが取り残される。

夜ご飯もにぎやかに食べているのに、一人去り二人去り...、そしてみんな本の世界へ行ってしまうもんだから、カイノスケとしてもさびしかったのだろう。

昨日の夕食の時に、カイノスケがさびしがっているということを伝えた。
そしたら今日の朝食時、いつものように真っ先に食べ終わったコタロウが、さっさと身支度を整えて、
カンタが食べ終わり席を離れる時に、
「ほら、カイノスケ、さびしいんだろ?座ってあげるから、さっさと食べろ」
ともう一度食卓に戻ってきた。

言葉は荒いが、気持ちはやさしい。

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