金曜日の夜に、明日はスキーかスケートにみんなで行こうということに。
どちらにいくか子どもたちがやりとしているのだけど、一向にまとまらない。
「じゃあ、スキーチームとスケートチームに分かれようよ」と提案。
「それがいいー!」と子どもたち一同納得。
我が家はスキー派とスケート派に分かれている。
モユ、カンタはスキー派。
コタロウはスケート派。
カイノスケはまだいまいちその違いがわかってない。
北海道出身なので「スキー得意なんですよね?」と言われることもあるけど、
「滑れるけど、スケートのほうが得意です。釧路のほうはスケート文化なので。」といつも答えている。
文子はスキー。
さて、そんなわけで朝からスキーだスケートだでもりあがり、
カイノスケもスケートに行く気マンマン。
スキー、スケートそれぞれ3人ずつでバランスもよし。
いよいよ出発という段になって、スケートチームのカイノスケが、文子の車に乗り込み、
「おかあさんのほうがいい」と駄々をこねだす。
ありゃーめんどうなことになったぞ、と思い、嫌がるカイノスケを強引に抱きかかえ、
僕の車に乗せようと思ったら、カンタが一言。
「おとうさん、やめなよ。こういう時は、自分の気持ちで決めるんだよ。」
す、すみません。おっしゃるとおりです...。おねがいします。
カンタのカイノスケへの問いかけがはじまる。
「カイくん、スキーに行きたいの?スケート、楽しいよ。おとうさんのほうは何か特別サービスもあるかもよ。どうする?」といった具合。
ところがカイノスケの気持ちは変わらない。
やっぱりここは強引に車に乗せるしかないなぁと思っていたら、僕の車に先に乗り込み、マイペースに本を読んでいたコタロウが車から降りて、スタスタこっちにやってきた。
「カイくん、スキーってね、山の坂になってるところで、木とかもあるところを、うわーって滑って、スピード出て転んだりしたら、ここ(首)とかがぐぎってなって、痛くなって大変なんだよ。」
それを真顔で聞いたカイノスケ。無言で文子の車を降りて、スケートチームの車に乗り込みました。
カンタのアプローチもすごいけど、コタロウのもすごい。
参りました。
それにしても、コタロウにとってのスキーはそれほど怖いものなんだろうか...。
最初に入ったスクールが彼にはあわなかったのかなぁ。
しばらくはスキーチームとスケートチームの別行動が続きそうです。