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2010年5月

2010年5月11日

「おおきくなったら」 「はしれはしれ」

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「おおきくなったら」(ふくだとしお・ふくだあきこ)
どんぐりさん、さよならの絵本。

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「はしれはしれ」(きむらよしお)
まつぼっくりさん、さよならの絵本。
続きを想像すると、楽しい。

2010年5月13日

どうすべきだったのか...

GW、混雑するであろう軽井沢を脱出し、本城家の男チーム4人は、北海道の実家へ帰省。
東京に住んでいた頃は、羽田空港も近かったけど、今では羽田に行くまでも旅行。

長い移動の疲れも感じながら、「もう少しでお家」というほっとした感も味わっていた、
帰りの東京駅、新幹線待合室での出来事。

椅子の上で胡坐をかき、一心不乱にケータイを両手でいじっている若い女性。
その前に来ては走り去る小学校3、4年生の男の子。
その女性は男の子が前に来るたびに「あっち行け」と画面から目を離さずにつぶやく。
男の子は、待合室の中やその外をうろうろ。

しばらくしてその女性の横に、男性が座る。
何やら会話。

そしてまたその男の子がやってきた。
「あのね、ぼくのこと思いっきりぶつんだよ!」と、2人を指差し、大きな声で男の子。

「何言ってんの、私じゃないでしょ、この人でしょ。」と女性。
「何人のせいにしてんだよ、お前だろ。」と男性。

男の子はまた走り去り、また2人のところへ。そして、少し大きな声、まぁ、奇声と言えなくもない声をあげる。

「うるせぇ!騒ぐんだったら、どっか行け!」と男性が男の子より大きな声で叫ぶ。
静かに男の子はどこかへ消えた。




黙ってその様子をじーっと見ていた僕。




たぶん、家族なのだと思う。
虐待なのかどうかはわからない。
それが日常的に繰り返されているかはわからないけど、でも、きっと本当に男の子は思いっきりぶたれているんだろう。

GWが終わって一週間以上経つけれど、あの光景はまだ鮮明に覚えていて、あの時、僕はどうすべきだったのかと時々思ったりする。


新緑の夕方に

誕生日です。




18時少し過ぎ、ケータイに母からメールが届く。

「丁度今頃の時間にうまれました」




そうか、僕は夕方に生まれたんだ。

もちろん何度か自分が生まれた時間を意識したことがあったけど、
母からそう言われると、ちょっと意味が違って感じる。

北海道、釧路ではこの季節はちょうど新緑、若葉の頃。
朝焼けでも、昼間の太陽でもなく、沈みゆく夕陽の頃。
もしかしたら月もで始めていたのかもしれない。

そういう新緑の夕方に、僕はこの世に生まれたのだなぁ。




ありがとう。




それにしても、↓カイノスケにそっくりだ...。
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2010年5月14日

つまみぐいは重罪です

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誕生日当日は子どもが寝てしまってからの帰宅だったので、今日、家族にお祝いをしてもらいました。
ケーキはアヤコのお手製で。


食事も終え、さて、誕生日ケーキをみんなで食べようとなった時、
みんなの目を盗んで、カイノスケがケーキのクリームを指で舐めていたことが発覚。

「ずるいー!」
「カイノスケはケーキなしだからね。」
「ケーキは5つに切ろう!」

と、大騒ぎ。

「まだ小さいから」という配慮は微塵もありません。

兄弟姉妹が多いとつまみぐいは決して許されるものではなく、重罪です。
ケーキの前の手巻き寿司でも、マグロの数が多いだの少ないだので、大騒ぎだったしね...。


2010年5月21日

だじゃれじゃなくて俳句

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モユが小さめのノートと向き合っている。
表紙には「はいくノート」と書いてある。
どうやら学級文庫の「2年2組はいく先生 松井ばしょうくん 」を読んだ影響らしい。
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ノートを見せてもらうとカワイイ俳句が並んでいる。
・春風に きもちよさそな くもがとぶ
・今日はママ おなべかた手に ちらしずし
・ぴょんぴょんと かえるがはねる たんぼみち
・春のにわ むらさきつつじ ふくよかな
・ブランコを こいでいてたら とりのこえ
・しずかなよ こなし花びら おちてゆく (こなし=小梨、酢実)
・ゲロゲロと いとさわがしい 春のにわ
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僕が声を出して読んでいると、それを聞いていたコタロウ
「えー、モユ、ダジャレつくってんの?」
そして重ねるようにカンタ
「モユ、ダジャレつくってるんだー。」

んー、五七五のリズムがダジャレのように聞こえたらしい...。

モユもがっくり。

2010年5月25日

近視なので...

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モユが学校の図書館から借りてきた今日返却予定の本を、どうしても読み終わりたくて、5時に起きて読んでいるコタロウ。

学校での視力検査で、近視の疑いありということで、眼科で検査してもらったところ、モユとコタロウはしっかり近視。

それ依頼、本を読む姿勢には気を使うコタロウ。
こういうところ、すごいです。

それに比べてまったく気にしないモユはどうしたもんだか...。


2010年5月29日

ありがっとさーん

12月で3歳になるカイノスケ。
すごいなーと思うのは、小さなことでも、感謝の気持ちをしっかり伝えることができること。

そして時々、「ありがっとさーん」と節をつけて言うのが、とてもごきげんに聞こえて、いい感じなのだ。

しずかな夜とにぎやかな夜

今日は軽井沢ではなく、東京のど真ん中で泊まってます。
とても静かです。
きっと外は大盛り上がりなんだけど、この部屋はとても静か。
厚い壁やガラスに囲われているからでしょう。


最近の軽井沢の夜、というか、我が家の夜はにぎやかです。
とにかくカエルの合唱がすごい。いったい、何匹いるんだ...。
それに混じって、時々、キツツキが木を叩いているような音や、なにやらわからない甲高い音。
雨の音も打楽器のように響く。

そうした音を耳に感じながら眠りにつくのは心地よい。

都会の夜がにぎやかで、田舎の夜はしずかなんて、嘘。


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