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2009年11月23日

仲間は、あれ。

朝、食卓にて、カンタと。

「あのね、カーズはね、仲間のチックを助けて、一緒にゴールに入ったんだよ。」

(カーズの絵本の話をしているらしい。)

「ふーん、カーズは仲間のチックを助けて、一緒にゴールに入ったんだ。」
「そうだよ、仲間のチックを助けたんだよ。」

「カンタの仲間って?」
「りゅうせいと、うみ。」
「りゅうせいと、うみ。他には?」
「えっとね...、ぜったいに誰にも言っちゃダメだよ。」
「わかった、ぜったいに誰にも言わない。」
「あかり」(耳元で、こっそりと)
「あかり。」
「内緒だよ。」
「わかった、内緒。」

(あかりは女の子。女の子の名前は、ちょっとこっそりな気分らしい。)

「りゅうせいと、うみと、あとあかりは東京に住んでいるよね。」
「うん。東京の保育園。」
「軽井沢だと?」
「んー...、と。あれ。」
「あれ?どれ?」
「うん、あれ。木。」(窓の外にあるいつも登っている木を指差して)

「そうか、軽井沢の仲間は木なんだ。」
「うん、木。」
「保育園の仲間は?」
「んー、いない。」



仲間が「木」と言えるのは、ちょっとステキ。
でも、やっぱりさびしい響きがある。

実際には保育園でも一緒のクラスの子と遊んでいるんだけど、
カンタにとっては、「木」以上の存在ではないんだろうなぁ。

彼の中では、それが今起こっていること。


コメント (3)

加藤嘉恵:

あやこさん、ご無沙汰しています。
下鳩保育園で顔見知りだったカトウです。

我が家も3連休にいよいよ藤沢へ引っ越しました。
転園希望は出していますが、
今のところ12月いっぱいは
下鳩まで通うことになりそうです。

カンカンのコメントは、
心に突き刺さります。

きっと社交性ばっちりの翠でも、
しっかり下鳩魂が植えつけられていて、
事ある毎に下鳩にタイムスリップするんでしょうね。

もう少し落ち着いたら、
海のものを送りますね。

お元気で。

yuko:

かんたに仲間と言ってもらってとってもうれしい。
りゅうせい達もみんなかんたをずっと仲間だと感じているみたい。
りゅうせいが今朝起きがけに「かんたにりゅうせいのおうちに来てもらいたい・・・」と言ってました。
またお泊りしに来てね。

きっとそのうち「木」以外の仲間がみつかるはず。
そのときは紹介してください。
みんなで一緒にあそぼ!

momohei:

お久しぶりです。
もう北海道生活入っていらしたんですね。
一度お会いしたいと思っているんですが、難しいですかねぇ。。

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