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2009年11月17日

記憶で伝承する。記録で伝承する。

「お餅つきのわらべうた」をやってみようということになり、Youtubeで検索。
いくつか出てきました。
http://warabeuta.org/なのもあって、便利です。


でも、わらべうたって、人から人へ伝承され、それは記憶をベースにしたものだったはず。
だからこそ、少しずつ変化してきたり、当然、地方によっての違いも出てくる。

Youtubeは便利なのは事実。
でも、これって、記憶での伝承から、記録での伝承に変化しているなぁとも思う。

そこで抜け落ちる何かがきっとあるはず。

なんだろう。

記録での伝承は、それを正確に再現しようということに意識が少し向く。
本来は、その場に応じて変化して当然のものが、そうしちゃいけないと思う気持ちが出てくる。

そこらへんの揺れ幅、あそび幅が減っていくんじゃないだろうか。

あとは、「伝わる」時の生身の人間同士の接点が減っているのは確実か...。
でも、Youtubeがあることで、僕は「餅つきのわらべうた」に触れられたんだしなぁ。



いずれにせよ、お風呂の中で「さんがつみっかのもちつきはー、ぺったんこー、ぺったんこー」と、
子どもたちと遊んだのは、楽しかった。

モユは、けっこうマスター。彼女が母になったら、伝承されるだろうか。
コタロウは、ぱちんぱちんと手を打ち鳴らす方が楽しい、というかそれをやりながら、相手の手を挟むのが楽しいらしい。
カンタは、そのコタロウに挟まれないように手を慌てて引っ込める。
カイノスケも「ぺったんこーぺったんこー」とはしゃいでいた。

そんなふうにそれぞれが楽しんでいるのって、いいなぁ。

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