「お餅つきのわらべうた」をやってみようということになり、Youtubeで検索。
いくつか出てきました。
http://warabeuta.org/なのもあって、便利です。
でも、わらべうたって、人から人へ伝承され、それは記憶をベースにしたものだったはず。
だからこそ、少しずつ変化してきたり、当然、地方によっての違いも出てくる。
Youtubeは便利なのは事実。
でも、これって、記憶での伝承から、記録での伝承に変化しているなぁとも思う。
そこで抜け落ちる何かがきっとあるはず。
なんだろう。
記録での伝承は、それを正確に再現しようということに意識が少し向く。
本来は、その場に応じて変化して当然のものが、そうしちゃいけないと思う気持ちが出てくる。
そこらへんの揺れ幅、あそび幅が減っていくんじゃないだろうか。
あとは、「伝わる」時の生身の人間同士の接点が減っているのは確実か...。
でも、Youtubeがあることで、僕は「餅つきのわらべうた」に触れられたんだしなぁ。
いずれにせよ、お風呂の中で「さんがつみっかのもちつきはー、ぺったんこー、ぺったんこー」と、
子どもたちと遊んだのは、楽しかった。
モユは、けっこうマスター。彼女が母になったら、伝承されるだろうか。
コタロウは、ぱちんぱちんと手を打ち鳴らす方が楽しい、というかそれをやりながら、相手の手を挟むのが楽しいらしい。
カンタは、そのコタロウに挟まれないように手を慌てて引っ込める。
カイノスケも「ぺったんこーぺったんこー」とはしゃいでいた。
そんなふうにそれぞれが楽しんでいるのって、いいなぁ。