カンタ。
「あのねー、ボク、今日は保育園で一回も泣かなかったんだよ。」
新しい保育園になって、だいぶん生活にも慣れてきたようだ。
「あのねー、お友達できたんだよ。いっちゃんとまさのりくん。」
「そうかそうか、お友達できたんだー。何して遊んだの?」
「んん、遊んでない。でも、友達なんだよー。」
そうだよな。
まずは名前がわかり、覚えると、その人のこと、その人との関係が特別になり、
少しずつ距離が変わり、関係性が変わってくる。
「いっちゃんとまさのりくんと遊んだよ」、と報告してくるのも、間もなくでしょう。
カンタとの会話を聞いていたコタロウ。
「ボクも友達できたんだよ。先生。ハルコ先生。友達になったんだよ。それにね、ユウトだって友達だよ。」
ユウト君は、前の保育園での仲良し。
彼の中では、ユウト君と存在は、何か拠り所のようなものになっているようだ。
トモダチ。
いい響きだ。
そういえば、ちょっと前に買った絵本。
コメント (1)
「ともだち」
本当に、いつまでも、いい響きですよね。
「ともだち」をテーマにした絵本を贈りたかったので
アーノルド・ローベルの『ふたりはともだち』を
最近友人におくりました。
ご存知かもしれませんが、おすすめの一冊です。
投稿者: 尾角 光美 | 2009年5月13日 22:54
日時: 2009年5月13日 22:54