森のようちえんへ。
雪の中で半日、子ども達と過ごす。
突然現れた大人に、子ども達は「一緒に遊ぼう」と誘ってくれる。
僕は「しんちゃん」と呼ばれることに。
森の中にはなんでもある。
龍や飛行機。お家や電車。スベリ台に陽だまり。
焚き火を囲みながらお昼ご飯。
焼きおにぎりに一口ハンバーグ。
声と表情が生きている。
森の中には明確なルールはないけど、
森の中で子ども達はルールをつくっていく。
自分自身の好きなこと、心地よいこと、できること、挑戦してみたいこと、
そんなことを森や友達と何度もやりとりしながら、
試行錯誤している。
「自由というのは枠がないことではなく、枠を自分で決めること、決められるこ
と。」
そんなことを言っていたのは誰だっけ。
時々見かける、やりたいのかやりたくないのか自分自身でもわからないことをさ
せられている子ども。
もちろん親は子どもの将来のことを強く思って、そうさせているはず。
でも、なんだかそれは「活かされている」なぁと思う。
森の中の子ども達は「自らを生きている」。
そう強く感じました。