4人が通っている保育園では12月に「フェスタ」という行事がある。
いわゆる学芸会。
各年齢別のクラスで、舞台の上で何かしらの発表をする。
今、子ども達はその練習中。
昨日、帰宅して保育園の連絡帳を読む。
コタロウのには、「フラフープができないのが悔しい」と集まりで言っていたということが書かれていた。
「ふーん、フラフープやってるのか、じゃぁ」ということで、仕事で時々使うフラフープをこっそり用意してみた。
朝食時。
「コタロウ、コタロウが今一番できるようになりたいこと、上手になりたいことって何?」
「フラフープ!」
どうやら本気で悔しくて、できるようになりたいらしい。
帰宅後、用意してあったフラフープを見せると、喜んでクネクネしてました。
明日は早起きしてフラフープの練習をするらしい。
できるようになりますよーに。
今朝は僕が子ども達を保育園に送った。
保育園に着き、車を降りるとモユが泣きそうな声で叫ぶ。
「タイヘンタイヘン!どうしよーどうしよー!」
「どうしたの?」
「台本を家に忘れちゃった!!どうしよー!」
モユのクラスは、創作劇をやっていて、その練習のために家に台本を持ち帰っていたのだ。
今朝は早起きして、僕と台詞の読み合わせをしていた。
どうやらそれを忘れて来たらしい。
「どうしよー、って、どうすればいいと思ってんの?」
「取りに行かなきゃ!」
「取りに帰る時間はないよ。どうする?」
「どうしよー、どうしよー、タイヘンタイヘン!」
「どうしよー、じゃなくて、どうしたいの?」
「どうしよー、どうしよー、タイヘンタイヘン!」
あとは、何を言っても、どうしよーとタイヘンばっかり。
彼女にとっては、初めての自覚した大きな忘れ物。
いい経験だ。
そんなわけで、2人ともそれぞれフェスタを楽しみにしているようです。
カンタとカイノスケはどうかな?