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2007年12月

2007年12月 2日

1次試験突破

1か月ほど前、「運を掴む人」で書いた高校生、みごとSFCのAO入試、一次試験を突破!

来週の土曜日に2次試験があるということで、面接練習のために、急遽、またもや八戸から新幹線で上京。

7分間のプレゼンを13回くらい繰り返したのだが、飲みこみが早い。

終わるたびに「どうだった?」を繰り返すと、
しっかり自分自身で修正のポイントを指摘することができている。
自己成長力がある子だ。

結局、3時間以上の練習。

合否の結果に関わらず、いいご縁ができました。

そりゃーもちろん、合格してほしいです。

2007年12月 3日

戦争ばっかりしてるから、キライなの!

集英社の「学習漫画 世界の歴史(全22冊セット) 」を僕の本棚から、子どもの本棚に移動したのは数か月前。

この本はすべての漢字に読み仮名がふってあるので、平仮名が読めれば、子どもでも読める。

モユがこれを手にとって読んでいることもあるのだが、あまり気に入っていないらしい。

先日、ついにモユは言いだした。
「お父さん、この本、どっかに片づけて!」
「え、なんで?時々モユも読んでるじゃん。」
「だって、この本、戦争ばっかりしてるから、キライなの!」

なるほど、おっしゃる通り。
たしかに人は幾度となく争っている。
それが「キライ」と感じるのは、鋭い。

2007年12月 6日

生まれてはじめて喫煙を注意する

先日、新神戸駅にて。

駅のホームには、それほど多くはないが、これから東京行き最終の新幹線に乗ろうとする人がいた。

ベンチに座った僕の隣には、50代後半の男性2名。

僕が後からそのベンチに座ったのか、彼らが後から来たのかは、覚えてないのだけれども、そこで彼らは、二人とも堂々と喫煙をしていた。

「すみません、ここ禁煙ですよ。」
「え、あぁ、すみません…。」

彼らはおそらくいつものように、持っていた煙草を冷えたホームにこすりつけ、靴で踏み潰し、そのままにした。

はじめて喫煙を注意したのだが、その姿を見た瞬間に、なんだかすっかりやる気がなくなった。


2007年12月 8日

ウルトラマン大博覧会

森アーツセンターギャラリーにて。
ウルトラマン大博覧会~ROPPONGI天空大作戦

テレビもオモチャもなくても、三人ともウルトラマンは大好きです。
ただ、決してクリスマスプレゼントにはしないでください。>おじいちゃん、おばあちゃん

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その後、近所で探検ごっこ。
1号=カンタ、2号=モユ、3号=コタロウ、隊長=オレ。

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2007年12月 9日

バイ菌がうつるからヤメテ

父子4人での外出。

喉が渇いたということで、ジュースバーでオレンジジュースを3つ購入。

実はストローが刺さっているタイプは、ちょっと子どもには飲みにくい。
3つとも、僕が少しずつ最初は飲もうとしたら、モユが一言。

「お父さんのバイ菌がうつるからヤメテ!!」

え…。


2007年12月11日

サンタクロースとクリスマスツリー

我が家では、というか、僕は今年から「本当のサンタクロースは死んだ」と子どもたちに言っている。

3人とも、不可解な顔をしながら、まあ、納得している。



「あのね、サンタは、本当はいないんだよ。
みんな勘違いしてる。
本当のサンタクロースは、もう死んだんだ。

その代りに、お父さんがサンタクロースをしてるんだ。
だから、この時期、お父さんは忙しい。
友達にもいろいろ手伝ってもらって、プレゼントを配っているんだ。

だから、本当はお父さんがサンタクロースなんだよ。
わかった?」

「へー、お父さんがグランサンタなんだ。」

「グランサンタ?んー、そう、お父さんがグランサンタ。」

グランサンタって、ナンダ?


先週、クリスマスツリーを出し、電飾をつけた。

何段階かに電飾の点滅パターンが切り替えられるのだが、
夜、あまりにもベッドで騒いでいると、こっそり点滅速度が速いパターンにして、
「あ!クリスマスツリーが怒ってる!やばい、寝ないと。」とすると、5分くらいは静かになる。

このあいだから、社会起業家ブログなるものに掲載してもらっているのだが、こんな内容ばっかでいいんだろうか…。

2007年12月16日

千羽鶴

19日に大きな手術をするRへ贈る千羽鶴を、全国に散らばる仲間で作っています。

アヤコにも手伝ってもらって僕も100羽。
折り紙をこんなにたくさん、しかも鶴だけを折るというのは初めての体験。

最初は折るのに精一杯だったが、少しずつ手が慣れだんだん集中度が高まるにつれ、
やっぱりギターを手にしたRの姿が頭に浮かぶ。聞こえてくるのは、スピッツの「チェリー」。
2004年の夏。

とにかく手術が成功し、術後の回復が順調でありますように。

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2007年12月17日

千羽鶴、完成

さて、千羽鶴。

日曜日の夜、新宿駅東口に持って行きました。
迎えに出てくれた大学生が、「みんなここの2階で作業してます。」と言うのでついて行く。

そこは、ルミネ(?)内の青いカーペットが敷かれている自由通路で、ウッドデッキみたいなのもある。
てっきりどこかのスターバックスかなんかでやっていると思ったので、ちょっとびっくり。
そのまま1時間半くらい、繋げる作業を手伝う。
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一人で500羽送ってくれたツワモノもいて、短期間の間に、本当に大量の鶴が集まった。
完成品は2メートルにもなり、無事今日、Rの手元に渡ったとのこと。
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今日、お見舞いに行ったメンバーからは、
「目がキラキラしていて、こちらが元気づくような話をたくさんしてくれた!」
「本当に元気そうで、Rの生命力の強さにみんな感動していた!」
との報告あり。

その報告通り、電話でRと話したところ、声に張りがあり、ほっとした。

まずは明日の手術が成功しますように。

2007年12月18日

トップコンサルタントがPTA会長をやってみた~発想力の共育法

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トップコンサルタントがPTA会長をやってみた~発想力の共育法」(著者: 三谷宏治 出版社: 英治出版 )


共感度の高い本。
真似したくなる事もたくさん書かれている。

真に自由な遊びには、「ヒマ(時間的自由)と貧乏(手段の制限)と仲間(インタラクション)」が必要という指摘に感動。遊びからたくさんのことを、僕らは学んできたのだ。

「本城家は子どもたちの小学校はどうするの?」と聞かれる事が多い。
我が家は、「家から歩いて通える公立小学校」と決めている。

近くに学校があるのに、小さい頃から、満員電車やバスにのって通う必要はない。
学校に対して、過度な期待も過剰な不安もない。
家庭でしっかりやっていれば、大丈夫。

そんなことも、「ヒマ(時間的自由)と貧乏(手段の制限)と仲間(インタラクション)」の3つのキーワードで説明できますな。

ジャングルにライオンはいないけど

あるラジオ番組にちょこっとだけ出演することになりスタジオで収録。

「檻の中のライオンになってないで、ジャングルに出る勇気を持つべきです」みたいなことを言った。
言ったあとで、「あ、ライオンはジャングルじゃなくて、サバンナか」と思ったけど、そのまま流してしまった。

そのことを番組提供している会社の広報担当者にメールしたところ、
「ジャングル大帝 レオ、って言うくらいですから大丈夫でしょう!」とのこと。

絶妙なフォローです。

2007年12月19日

仕事の学校報告書、完成

なんだかんだと時間がかかってしまいました。
今年の夏に主催した「仕事の学校」の報告書がやっとできました。

ご興味・ご関心のある方、ぜひお読みください。
ご意見もお待ちしています。

第一回仕事の学校報告書 ダウンロード(981KB)

2007年12月22日

これから

昨日、保育園のフェスタで子どもたちの発表も見れ、
今日午前中のモユとコタのピアノの発表会にも参加でき、
ほっとひと安心と思っていたら、なんだか来たようで、さきほどアヤは入院です。

僕ら4人は、これから支度して病院へ出かけます。

今晩か明日かな?

第四子、生まれました。

2007年12月22日18時33分、本城家第四子、三男、無事誕生しました。
体重2816g、身長50.0cm、かなり元気です。
もちろんアヤも大丈夫です。
感謝感謝。
ありがとう!


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入院から出産まで約3時間の安産でした。

今回は初の畳の上での出産。
そして子どもたち3人も立ち会い。
モユコタカンタ3人とも、とても落ち着いていて、感動してました。

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今日は午前中にモユとコタのピアノの発表会ということで、朝からバタバタしながら仕度。
8時30分に家を出る時に、
「朝から痛みが刻んでいるから、たぶん今日だと思う」とアヤ。


それでも予定通りに出発し、10時からの発表会でモユとコタの晴れ舞台を見る。
昼過ぎ、車で帰宅している最中に、なんだか刻みが短くなってきたということで、病院に電話。
4人を駐車場に残し、僕はクリスマス用のローストチキン用の鶏肉とローストビーフ用の牛肉を購入。

家に戻り、簡単に昼食。

アヤは14時30分にタクシーを手配。
子どもたちと僕は、14時から予約していたインフルエンザの予防接種へ。

誰も慌てることもなく、あくまでも予定通りにコトを進めます。

15時18分。アヤからのメールで、診察に時間がかかりそうとの連絡。
15時33分。とか言ってたら、入院決定です!という続報。

泊まり込みかな?と思い、その用意をして家を出発したのが16時15分。
3連休、雨ということで渋滞。病院に到着したのは17時過ぎ。
まだ余裕の表情があるけれど、5分間隔くらいで陣痛。
子どもたちは、その様子にまったくといっていいほど関心なし。

慣れていると言っていいのかわからないけど、アヤも呼吸がスムーズ。
とにかくすべてが順調に進む。

18時28分(たしか)破水。

そして18時33分、誕生!


先週末、カンタが嘔吐のある風邪になり、それがコタにうつった。
昨日は保育園の行事があり、今日はピアノの発表会。
これをすべて避けた上で、モユコタカンタが眠くならないで立会できる時間に、もっとも早いタイミングで生まれてきたこの子は、本当に親孝行だ!


帰りの車の中でモユ。
「お母さん、キレイな顔してたね。お化粧しているみたいだったね。」


出産後、「今回は、産道を頭が通るのがわかった。」とアヤ。
すごい。
とにかく、アヤ、ありがとう!


さて、名前だ。

2007年12月25日

ヤマダさんコジマさん徹底対抗します!

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三鷹市内を車で走っていて見かけました。
近くにヤマダさん、コジマさんがあるのかは不明。
あるとするならぜひ一度どんな看板を掲げているのか見てみたい。

変わらないところを確認できた

Rに会いに病院へ。


本人が言うように、病名を聞けばギョッとするが、入院中の彼は活き活きとしている。
手術もその術後の回復も順調だということが、彼の表情や話しぶりからもわかる。
手術前に会いに行ったメンバーが、3時間以上も居座ってしまった気持ちがわからないでもない。


「よく大きな病気をすると、考え方が大きく変わるって言うじゃないですか。
 たしかにそういう場合もあるんだろうけど、ボクの場合は違ったんですよ。
 病気になって8ヶ月間入院してみて、逆に、自分の中の変わらない部分をしっかり確認できました。」


すごい成長ぶりだ。


成長、というと何か変わることばかりに意識が向けられがちだが、
彼が言うように、変わらないことを確認できることも大きな成長だ。


命名、快之介

快之介(かいのすけ)です。

快。


この子は、すかっと気持ちよく生まれてきました。


とにかく、何でもご機嫌なのが一番。


快晴、爽快、愉快、痛快、快感、快挙、全快、快復、快速、快走、軽快、明快、快活、快適、快眠、快刀乱麻…。


んー、書いているだけで、気分が良くなる。
そんな名前です。


2007年12月26日

今朝の虹

8時30分頃。

保育園に行こうと、駐車場に向かう途中で、空を見上げたコタロウ。

「あ、にじ!」

え?と思って見上げてみたら、真上に虹が出ていました。
こういう虹は始めてだ。

「ちゃんと、虹色になってるね。」とモユ。

3人とも大喜びでした。

たしかに虹を見ると、いい気分になる。

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2007年12月27日

カンタ、234歳の誕生日

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ロウソクが「234」なわけは…。

そうです、アヤが出産入院中に34歳の誕生日を迎えたのでした。

2歳と34歳で234。

ということで、我が家は6人中3人が12月、しかも20日代生まれ。
12月はケーキがたくさん食べられます。


2007年12月28日

へその緒、とれました。

26日にカイノスケが退院。
6人での生活がスタートしました。


「カイノスケって名前にしようと思うんだけど、どう?」

モユ   「えー、やだ!!絶対やだ!」
コタロウ 「コスモスがいい!」(ウルトラマンコスモスを意識している)
カンタ  「モモー」

なぜか子どもたちには大反対にあったのですが、
なんとか「カイくーん」と呼んでくれてます。

ただ、コタロウはまだ「コスモスー」と呼ぶことがありますが…。


27日にへその緒もとれました。
今までの3人よりも早いかな。

差別意識と「みんなと同じがいい」

昨日の夕食にて。モユとの会話。


「○○くんって、日本人じゃないんだよね?」
「なんで?」
「だって、肌の色が違うもん。」
「肌の色が違うと、日本人じゃないの?」
「うん、みんなと違うから。」
「そうかあ。みんなと違うとダメなのかなあ?」
「んー…。」
「みんなと違うと、モユはイヤだったり嫌いだったりするの?」
「んー、なんかそういう気持ちもちょっとある。」



「じゃあ、ここにいる人の中で、モユだけが違うところ探してみようか。
 あー、モユだけ、髪の毛をのばしてるー。
 あー、モユだけ、ピンクの服を着てるー。
 どんな気分?」
「イヤな気分。」
「じゃあ、お父さんだけ違うところ探してみようか。
 お父さんだけ、メガネかけてる。
 お父さんだけ、おひげが生えてる。
 どう、お父さんのこと嫌い?イヤ?」
「ううん、イヤじゃない。」
「じゃ、なんで肌の色が違う○○くんのことは、そう思っちゃうんだろうね」
「んー、ちょっと難しい。」



「モユはどこに住んでるの?」
「東京。」
「ほかには?」
「日本。」
「ほかには?」
「ん、わかんない。」
「地球って言葉しってる?」
「しってる。」
「モユもお父さんも○○くんも地球に住んでるよね。同じ場所に住んでるんだけど、それはわかるかな?」
「んー、わかる。」
「その点では、みんな同じなんだけどな。」



「モユはさ、みんなと違うのはイヤなの?」
「うん。みんなと同じほうがいい。」
「んー、そうかあ。いろいろ違ってもいいし、実際には、いろいろ違うんだけどな。」
「なんかちょっと難しくて、わからない。」
「そっか。難しいかぁ。難しいよね。」


肌の色が違う、日本人じゃない、だからちょっとイヤという言葉が自分の子どもから発せられたことに、正直ショックを受けた。
おそらく悪気というか、深い意識はないのかもしれないけど、そう思っている事実はあるわけだ。
同時に「みんなと違うのはイヤだから、みんなと同じがいい」と思っているのも、心配。



子どもは残酷な面も持ち合わせているので、
「アナタはワタシタチとチガウ。だからキライ。」ということも平気で本人の前でも言ったりもする。
たとえ本人の前で言わなかったとしても、友達同士で「アノコはワタシタチとチガウ。だからキライ。」と会話することだってある。
こうしてまるで空気感染のように差別意識は蔓延し、それと同じように「みんなと同じにしておこう」という意識も伝播する。

こういったことは、幼稚園や保育園でも普通に起こっているだろう。
でも、それに対して「指導の目が行き届いていない!」などと幼稚園や保育園にクレームを言うのはお門違い。これはあくまでも親の責任。



さて、こういった小さい頃に芽生える意識を、どうやって親として向き合っていくのがいいのか。
モユにはそういう意識があるということを知っただけでも、僕にとっては大きな気づきではある。



今回の僕とモユとの会話は、振り返ってみると、僕自身の焦りが発問に表れていて、あまりいいやり取りではないなあ。反省。
しかしながら、親子ともどもいい成長、学習の機会であることには間違いない。

区役所で1時間19分

今日はカイノスケの出生届他もろもろの手続き。

15時51分、区役所到着。

(1)第三庁舎1階「戸籍係」で出生届提出
(2)第三庁舎1階「区民係」で国民健康保険加入手続き
(3)第三庁舎2階「生活支援課」で乳幼児医療証の発行
(4)第三庁舎2階「生活支援課」で保育園の入園希望を提出
(5)第二庁舎2階「国保・年金課」で出産育児一時金の手続き

以上、5つの手続きで終わったのは17時10分…。

普段、区役所に行かないので、今日が年内最後の日ということで窓口が混雑しているのかどうかはわからない。

どこをどうすればもっと効率化できるんだろうか。


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