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2007年5月 9日

真似したくなっちゃう学校~暁星国際学園ヨハネ研究の森コース

感動的な光景だった。

小学校4年生から高校3年生まで、約50人の生徒が、大部屋で各自の計画に基づいて学習している。
「教室」というより、書斎、研究室。

一人ひとりの表情は、学びの喜びに満ち溢れている。
こういう環境、状態をつくりだすことができるんだ。

大人の関わり合いは、その光景には直接現れなかったが、
これを実現するには、大人、いわゆる教師の働きかけ、準備が非常に大切だ。
ここの大人たちは、日々むちゃくちゃ試行錯誤し、学習し続けていることが想像できる。

我が子がここで学び、そして家で我が子と刺激しあうことを想像すると、ワクワクしてくる。

ナビゲートしていただいたのは鈴木さん。
このヨハネ研究の森コースが、彼らの理想に少しずつ近づいていること、
しかしながら理想にはまだまだ到達していないから、試行し続けていかなければならないという強い意志が、静かだけれども情熱に溢れた語り口からビンビン伝わってきた。

多くの学校を訪問したが、初めて「ここなら働いてみたい」と思った。


以下、メモ。

学ぶことの本質。

学力≠正解の再現力。
テストがあるから「学力=正解の再現力」になってしまっている。

一人でこつこつ学習する→人と関わりあいをもって学ぶ。人と関わることからしか学べない。

学ぶということに自分の中に根拠を持つ。

試行錯誤する力

大人が憧れの対象になっている状態
大人が学んでいる、そしてそれを楽しんでいる、喜んでいる姿を子どもに見せ付ける

学習計画を自分で立てられる状態

欧米などの教育システムよりも、日本の歴史の中に学ぶべき教育システム、学習システムが多くある。

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