感動的な光景だった。
小学校4年生から高校3年生まで、約50人の生徒が、大部屋で各自の計画に基づいて学習している。
「教室」というより、書斎、研究室。
一人ひとりの表情は、学びの喜びに満ち溢れている。
こういう環境、状態をつくりだすことができるんだ。
大人の関わり合いは、その光景には直接現れなかったが、
これを実現するには、大人、いわゆる教師の働きかけ、準備が非常に大切だ。
ここの大人たちは、日々むちゃくちゃ試行錯誤し、学習し続けていることが想像できる。
我が子がここで学び、そして家で我が子と刺激しあうことを想像すると、ワクワクしてくる。
ナビゲートしていただいたのは鈴木さん。
このヨハネ研究の森コースが、彼らの理想に少しずつ近づいていること、
しかしながら理想にはまだまだ到達していないから、試行し続けていかなければならないという強い意志が、静かだけれども情熱に溢れた語り口からビンビン伝わってきた。
多くの学校を訪問したが、初めて「ここなら働いてみたい」と思った。
以下、メモ。
学ぶことの本質。学力≠正解の再現力。
テストがあるから「学力=正解の再現力」になってしまっている。一人でこつこつ学習する→人と関わりあいをもって学ぶ。人と関わることからしか学べない。
学ぶということに自分の中に根拠を持つ。
試行錯誤する力
大人が憧れの対象になっている状態
大人が学んでいる、そしてそれを楽しんでいる、喜んでいる姿を子どもに見せ付ける学習計画を自分で立てられる状態
欧米などの教育システムよりも、日本の歴史の中に学ぶべき教育システム、学習システムが多くある。