« エレベーターがとまってました | メイン | シブヤ大学と自己紹介 »

2006年8月31日

伊藤若冲とロボクリニック

2004年に東京女学館中学高等学校で、1年間、キャリア教育の講座を持った。



固定メンバーの中高生に対し、月に2回から3回、定期的に講義を行うのは、それが初めての体験。
「ドリカムプログラム 2050の未来予想図」という、どっかのグループを彷彿させる名前のその講座は、
僕にとっては、とても大きな経験になった。
横浜市の校長公募に応募したのも、これを実施している最中だった。


さて、2050年の未来をどんな社会にしたいか、どんな自分になっていたいかを1年間考え続けたそのプログラム。
今日、新聞を読んでいたら、彼女たちの発言を思い出させるトピックが2つあった。


伊藤若冲
ロールモデルを探そう、というテーマで実施したときに、Tさんがロールモデルとしてあげたのが伊藤若冲。正直言って、彼女からこの名前を聞くまで、知らない人物だった。
熱く伊藤若冲を語ったTさん。
最近、伊藤若冲が取り上げられるのを耳にする度に彼女のことを思い出す。




もうひとつ。
2050年に新しく誕生している仕事について出しているときのこと。
「2050年にはロボットの病院が誕生していると思います。」
「え、それって修理工場ってこと?」
「いいえ、工場ではなく、病院です。その頃はロボットも心を持ってます。」
そう発言していた生徒がいた。

誕生しました、ロボットの病院。
アカザワ ロボクリニック




いい感じです。



そんな彼女たちも、高校3年生。
2050年は明るい。

アーカイブ

About

ひとつ前の投稿>>
エレベーターがとまってました

次の投稿>>
シブヤ大学と自己紹介