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2006年7月10日

持続可能な遊び

NPO法人宇宙船地球号山本敏晴さんの講演を聞いた。

パワフルな講演だった。
その中でも印象に残った一言。

「Sustainable な遊び」、ようするに「持続可能な遊び」。

環境問題などで「Sustainable」とは耳にするが、Sustainable な遊びとは初耳。

「持続可能な遊び」。
その言葉を彼が発した時に、スクリーンに映っていたのは、
地面に3×3のマスを描いて、そこに○×を描いて3つ並べをして遊んでいるシエラレオネの子ども達。

地球上のどんなところでも、いつの時代でも遊べる。
鬼ごっこ、かくれんぼ、缶ケリ、ボロ布を巻いてボールにしたサッカー、わらべ歌…。
これらは、みんな持続可能な遊び。

テレビゲーム、ピコピコ電子音の鳴るオモチャ…。
これは「持続可能な遊び」ではない。
「電源」すなわちなんらかのエネルギーが必要となり、それがない場所、なくなってしまうと遊べない。

子どもの体から湧き上がるエネルギーをもとに遊ぶ。
電源のエネルギーをあてにして遊ぶ。

どちらの遊びの環境を用意するかは、やっぱり親次第、大人次第。

コメント (1)

志乃:

同感。ゲームを与えなければ遊びを見つけ出すからね。

でも与えてしまった私は弱い・・・。

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