小学校5年生の夏休みに、小説を書く、という宿題があった。
400字詰め原稿用紙100枚くらいの大作を仕上げた。
その頃の僕は、小松左京と筒井康隆にはまっていた。
特に、筒井康隆のちょっとHな感じは最高だった。
そんなわけで書いたのはSF小説。
タイトルは「アポロ3/13号」。
約分できないような分数にした記憶がある。
最初つけたタイトルは「僕の宇宙船」だったのに、
読み終えた父親から
「このタイトルの”僕”って一体誰だ?」という感想をもらって、タイトルを書き換えた。
その小説にはどこにも「僕」がいなかった。
最終的には、「カクラウン人」という宇宙人を登場させ、
彼の視点から書いた小説ということでとりあえずまとめた。
カクラウン=カリーナ+クラウン。
僕の父は、トヨタのディーラーでセールスマンをしていました。
その小説は今でも本棚で眠ってます。はっきりいって、おもしろいです。
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楽しく読めました。