国立成育医療センター9階W棟に宿泊。
風邪をこじらせたようで、然、入院。
いなみ小児科→成育医療センターといういつものパターンで診療してもらい、
念のために入院して様子をみる。
2002年12月31日から2003年1月5日が最初の入院。
今回の入院が第2回目。
この雑記を始めたのは、ちょうど然が1回目の入院中。
病院で暇で本をずっと読んでいて、
印象に残った部分を書きとめ、Webにアップしたのがきっかけ。
ということで、今回の入院をきっかけに、また何か新しいことでも始めようか。
この成育医療センターは、
「成育医療」とは、これまでの診療科や年齢の枠を越え、妊娠、胎児から出生、小児、思春期を経て成人への発達、そして妊娠、このサイクルに関わる医療を、総合的かつ継続的に診ていく、新しい概念の医療です
という医療をする病院。
建物はまだ新しく、非常にカラフル。
設備は最新。いわゆるITを非常に上手に活用している。
それはまた別途書こう。
すごい参考になる。
成育医療センターは、24時間365日の緊急外来があるので、よく利用している。
生まれて間もない頃は、とにかくちょっとしたことですぐにここに来ていた。
体に前の日まではなかった(と思っていた)青あざがうっすら見えたときにも、
心配でかけこんだ。
診察の結果は、「蒙古斑(モウコハン)」。
恥ずかしかった。
ミルクを吐いたときにも来た。
「飲ませた後にすぐに車に乗せちゃいけません。」
すみませんでした。
ここで診察をしてもらっていると昼夜問わず2台くらいは
救急車で子どもが搬入されてくる。
昨日は、初期対応を終えたあとに、
お母さんがお父さんの肩で泣き崩れているのを目撃。
前回の入院と今回の入院の大きな違いは、
A)母乳ではなく、ミルクになった。
B)「いつもと違う環境にいる」という自覚がかなりはっきりしている。
この2点。
Aによって、僕が看病している甲斐が出てきた!(前回は、母乳が出ないので役立たず)
これは父親としての存在意義だな。
Bによって、然は非常につらそう。
足についているセンサーがいやだったり、
鼻についている酸素注入チューブも不快。
点滴してるから右手が自由にならないのもストレス。
看護婦さんが近寄ると、「次は何するわけ?」という警戒心をあらわにする。
ちなみに、世田谷区は(たしか)6歳以下の乳幼児の医療費は無料。
したがって、ここに何日入院しても、かかる費用は、
・付添い人の寝具代
・然のミルク+離乳食代(前回は母乳だったからこれもかからなかった)
だけなのでした。
ということで、何かお子さんにトラブルがあったとき、成育医療センターはオススメできます。
スタッフ、医療体制、医療姿勢、設備など、親としての満足度は高いです。
患者さんには、今度然にアンケートしてみます :p
ということで、しばらく夜の外食はキャンセル。
アポしてたみなさん、すみません。別途個別に連絡します。
コメント (4)
然ちゃん、がんばれ。文さんもしんちゃんも頑張れ。
成育医療センターって良さそうだね。子供がいると病院のことが気になる。
マルが2,3歳まではちょっとしたことで駆け込んでいたなあ。蒙古斑で駆け込む気持ちがよく分かる。初めてのことばかりだから
一番あせったのは、初めてのバレエ発表会を元気に終わらせたその夜、39度8分出たとき。極度の緊張と嬉しさとがゆるんだ瞬間だったんだよね。滅多に熱を出さずに健康がとりえの子が何日も熱が収まらなかったのと、一人で看病していたのとで不安なんてもんじゃなかったです。
文さんの力になってあげてください。
投稿者: 志乃 | 2003年10月23日 11:18
日時: 2003年10月23日 11:18
今さらですが、その後の然の経過はどうでしょうか?
文ちゃんも丈夫な方ではない(と思う)ので、看病の面でも、慎さんのフォローが重要だったはず…。いつも、口ばかりで何も力になれない我が家ですが、然が一日も早く、あの天真爛漫な笑顔を見せてくれることを祈っています!
余談ながら。
我が家の娘もずっと成育医療センターに通っていますが、先日、救急外来で診て頂いた時に担当医の診断&治療ミスがあり、治療期間がかなり延び、且つ、一生モノとなる痣があちこちに残ってしまいました。
それまでは(定期的に通っている方では)良い先生に恵まれていたので友人にも勧めていたのですが、それ以来、そういう気持ちは失せてしまって…。
病院に限らず、学校などもセンセイ達のレベルを一定以上に保つということは難しいんでしょうね。組織が大きくなればなるほど、個々の能力の差が広がるのは必須なんでしょうけれど。
とにかく、(然のこと)お大事にして下さいね。
慎さんも文ちゃんも看病疲れが出ませんように…。
投稿者: YUKO | 2003年10月26日 18:44
日時: 2003年10月26日 18:44
まじで?
複数人で判断・診断するチェック体制がやっぱり必要なのだろうなあ。
投稿者: 本城愼之介 | 2003年10月27日 11:16
日時: 2003年10月27日 11:16
そう、マジな話なんです。
救急外来の時から継続していた先生の治療に疑問を持ち、
(同じ病院なので角が立つかな…。)と思いつつ、
小さい頃から診て頂いている専門科の先生に状況を話し、
無理を言って特別に予約なしで診てもらった結果、
「これ(治療内容)じゃ、治るわけないよね。」
(あー、やっぱり…。)という気持ちと、
子供の病気には親の判断も必要だという事を痛感しました。
「(ミスをおかした)先生にはよく言っておきますね。」
と、その専門科の先生はおっしゃったけれど、
この上下関係が逆だと、そういう事は難しいんだろうな…と、
余計なことまで考えてしまいました。
私も、複数人でチェックする体制は必要だと思いますね。
投稿者: YUKO | 2003年10月28日 07:41
日時: 2003年10月28日 07:41