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2003年9月22日

確率を高める方法

朝、六本木ヒルズ森タワー49F に行ったら、
いつかどこかで見かけた人がいた。

お互いの目があって3秒。
自然と近寄り、握手。

去年の12月、3日間のコミュニケーションワークショップで一緒だった人だ。
最終日は雪が降っていた。

その人とは、手だけで様々な感情を伝えるというアクティビティをした。
はっきりとその時間のことは覚えている。

あの時しか会えないと思っていた人とまた再会。

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つい先日、目白駅の裏の小さな古いビルの 2F に
スタートアップの会社を訪問した。
懇意にしている人から「相談にのってあげてくれ」とお願いされ、
午前中のうちに訪問。
変わった名前のビルだった。

夜、麻布に立派な事務所を構えるNGOを訪問。
ある財団法人からの委託研究で「国際NGOの活性化」をテーマにディスカッション。

その日は小さなNGOの実態を知りたいということで、パレスチナ問題を扱っている
NGOの事務局長に来て頂いていた。

名刺交換をしてびっくり。
僕がその日の午前中に訪問した、目白駅の裏の変わった名前の小さな古いビルの
3F にそのNGOの事務所はあった。


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こういう偶然は、実はよくある。
珍しいことではない。

そしてそのたびに、驚いたり、喜んだり、大声をあげてみたりする。

でも、冷静に考えると、そういうことが起こっても全然不思議ではない。
そういう確率を高めることはできる。

とにかく気の向くまま、好奇心のおもむくままに、
いろいろやったり動いたりしてみたらいいのだ。

そしたら確率は絶対に高まる。

一箇所にいて、同じ連中と顔をあわせていても確率なんて高まるわけがない。

コメント (3)

どうもお久しぶりです本城さん。
"It's a small world" って感じることってよくありますよね。私もシドニーで、自分の携帯番号と一桁違いの番号を持っている人に出会ったことがあります。
自分の世界に閉じこもってしまうことって簡単、外の世界に飛び出すのって勇気いりますけど、そのぶん閉じこもっていたんじゃ決して得られないものに出会えますよね。そうやって自分で自分を励ます毎日です。

本城愼之介:

あら、まだシドニーにいるんですか、何年目だ?
帰国しないで永住しちゃったりして。

そちらにいる間に遊びに行かないとダメですね。

早いものでこちらに来てから3年がたちました。
先月末無事修士論文を提出し、今審査の結果待ちです。
実は今オーストラリア永住権申請の準備をしているところです(といっても永住することを決めたわけじゃなく、ただもう少しこっちに住んで働こうかと)。就職はまだ決まってませんが(現在活動中)。
というわけで、ぜひぜひいつでも遊びに来てください。シドニーの案内させていただきます。

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