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2003年1月 1日

「コーチ論」 織田淳太郎

お正月はやっぱりスポーツ。スポーツ観戦しながらスポーツのコーチ論を読む。
病院のテレビに映るスポーツ選手を見ながら「彼らはどうやって指導されてるんだろうか?」とやっぱり気になる。

「コーチ論」(p19) 織田淳太郎 光文社新書

競争ではなく、共栄意識を植えつける指導。
模糊とした目的の強制指導ではなく、目的意識を明確にさせた指導。
挫折感を与えるのではなく、尊厳を与える指導。
協調性だけでなく、独自性も尊重する指導。
価値観の押しつけではなく、個々の価値観の存在を認める指導
適者生存ではなく、すべてが適者なのだという指導。
優劣を決めるのではなく、敗者もまた勝者だと教える指導。
翻って言えば、人生の目的は闘いにあるのではなく、自己創造の喜びのプロセスにあるのだという指導…。

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