ぴっぴの森 ほぼ定点観測
2013年4月から2014年3月までのぴっぴの森のほぼ定点観測。
2013年4月から2014年3月までのぴっぴの森のほぼ定点観測。
長野県の平成26年度の事業「信州型自然保育(森のようちえん)検討・普及事業」の検討委員としての仕事がスタートしました。今日は第1回目の検討委員会。
委員会の設置要綱の目的には
信州の自然環境を活用した保育及び幼児教育について、長野県の新たな子育て資源として活用できるように、活動内容、効果等を調査し実態を把握するとともに、自然保育団体の認定制度の構築・認定と体験型自然保育プログラムの普遍化の検討を行うために信州型自然保育(森のようちえん)検討委員会(以下「検討委員会」という。)を設置する。
僕は、保育者及び保護者という両面の立場としての委員という位置づけ。
なかなか、難しいです...。
明日あたりきっと新聞記事になることでしょう。
----
(掲載記事)
タツがミニトマトを食べている。
へたはそのままついている。
へたを指でつまんで取ろうとするがとれない。
噛み切ってへたを取り、口からへたを出し、ミニトマトをほうばった。
ミニトマトやイチゴのへた。
そんなもんは自分で取って食べるもの。
うまくとれなくて、へたを食べちゃったってお腹こわさないから。
大人がわざわざとって食べさせてあげるものではない。
そうすることで、大切な経験を奪ってしまう。
4月。
新しい環境での生活がスタートし、お母さんから離れらない子ども。
泣いている。
抱っこで受け取る。
ずーっと泣いている。
でも、泣いているからといって、ずーっと抱っこなんかしないほうがいい。
降ろして、自分の足で立つタイミングをしっかり大人が見定める。
立ち尽くして大泣きしていていい。
涙をこぼしながら、目は他の子の遊びを追っている。
そして表情が時々変わり、そしてまた泣く。
泣いている子に、近づいてくる子がいる。
近づいてくる子を見ながら泣いている。
大人が抱っこし続けると、他の子との関わりを奪ってしまう。
ボール、棒、帽子。
この「3B」というより、「3ぼ」があればご機嫌なタツ。
その中でもボールは特にお気に入り。
朝起きると「ボー」といってボールを探し、食事の時にもボールはそばに置き、出かける時にもボールを手に。
もちろん風呂の中でもボール。
お湯につかりながら「ボー、ない!」とニヤニヤ。
そして、股に挟んだボールを取り出し「あった!」とニコニコ。
それを何回も繰り返す。
風呂上り、まずオムツを履く。
そして手にはボール。
目を離すとボールが手にない。
「ボー、ない!」とニヤニヤ。
オムツがモッコリ...。
オムツの中にボールを隠すことを覚えたらしい。
「ボー、あった!」とオムツから取り出し、そのボールを投げる。
使用済みのオムツの中にボールを隠していないからまだいいけどさ。