朝食を食べながら「ゲームがしたい!」というコタロウ。
ここで言うゲームは、いわゆるNintendoやら我が家に来るお客さんがやらせてくれるiPadとかなんやらのゲームなので当然我が家ではNG。
「ゲームなんて、誰かがつくったものをやるもんじゃなくて、つくるもの。自分でつくったゲームならやっていい。」
という言葉に、
「じゃあ、つくる」と即答のコタロウ。
相変わらずです。
「どんなゲームをつくりたいの?」とたずねると、いわゆるインベーダーゲーム的なやつがつくりたいと言う。
少し前に Squeak に関わる機会があったけど、最近の動向はわからない。
最近の子ども向けのプログラミング言語はどうなのかなと調べてみると、Scratch 2.0 がよさそう。
早速、Scratch に挑戦。
と言っても、僕も年度末、年度初めの仕事が山盛りなので、
「どんなことしても、絶対に壊れることはないから、とりあえずいろいろなところクリックしたりして、好きなようにやってみて。」と伝えておいて、とりあえず放置。
そのうち、「おとーさーん」と何度も声がかかり、質問の応酬。
仕事を中断して、一緒に考えながら、少しずつ進めていく。
「ローマ字表」が載っている下敷きを手元に置いてあるのがかわいらしい。
左右の矢印キーでロケットが動き、
スペースキーを押すとロケットからミサイルが「ドーン(コタロウの声)」の音と共に発射され、
岩に当たると「バーン(コタロウの声)」と音がなるはずなんだけども、
この「当たる」がうまく表現できないらしく大苦戦。
Scratch は、世界中の人たちの作品が公開され、「中を見る」という形でその内部構造もオープンになっているので、とても参考になる。
「これ、真似していいの?」とコタロウもそこからヒントをもらう。
「でも、これ英語だね...」と、これまた苦戦。
結局、昼食をはさんで午前も午後もどっぷりPCの前。
子どもがこんなにPCの前に居座るのも我が家では初の光景。
x,y 座標もあり、if 文の構造もあったりして、いい頭の訓練になってます。
コタロウは、「あと5日間くらいはかかるかも...」と、ちょっと弱気になってますが、
完成までにはもっとかかることでしょう。
「今度、ヤマケンや加賀谷先生や金子くんが来た時に見せる」というのが当面の目標のようです。
関係者の皆様、よろしくお願いします。