12月25日の朝、子ども達は早くに起きてサンタクロースからのプレゼントを探すものの、なかなか見つからない。
そのうち、カンタが「お父さんとお母さんにサンタクロースからのプレゼントが届いてるよ!」と何かを持ってきた。
そういう仕込みはしていないので??と思って見てみると、見慣れた文字と見たことのある形状のもの。
「これはお父さんとお母さんにじゃなくて、モユがサンタクロースさんにプレゼントしたんじゃない?」と軽く答えてから、手紙を読んでみると、そうじゃなかった。
「ほんとだ、サンタクロースからお父さんお母さんへのプレゼントだ。どこにあった?」
僕も文子もそのプレゼントが置かれているのはまったく気が付かず、カンタが探し出してくれなかったら、しばらく発見されなかったことでしょう。
この木を切るのは僕が、ニス塗りはアヤが手伝った。
それでも当人はしらっと「よかったね」とニンマリ。
まだサンタクロースは信じているはずなのだけど、実は信じているふり?!
それとも自分自身もサンタクロースになってみたかったのだろうか。
いずれにせよ、ありがとう、サンタクロースさん。