モユが「信濃の国」を歌い、コタロウとカンタに教えている。
「信濃の国」は長野県の県歌。
今年頂いた年賀状に「私は信濃の国が歌えます。」というものがあったように長野県で生まれ育った人にとっては、馴染みのある歌のようだ。
一番県民に親しまれている県歌は「信濃の国」だと聞いたこともある。
モユも校歌と同じくらい高らかに歌っている。
通学通園途中に浅間山が見える。
「今日は浅間山、どんなふうに見えるかなぁ」という会話が自然に交わされる。
くっきり見えていたり、山頂付近が霧で隠れていたり、雲でほとんど隠れていたり。
晴れている日、きれいに浅間山が見えると「わぁー」と歓声がおこる。
信濃の国と浅間山。
高橋潤二郎先生が言うところの「うた」と「はた」。
長野県の子になりつつある我が子たちである。