使っても使わなくても、食事の時には箸とスプーンとフォークを出すようにしている。
どれも使わずに手づかみすることが多い月齢でも、懲りずに3つをセットする。
カンタの箸は、フミノからお正月に贈ってもらった緑色の箸。
2か月前くらいだろうか。
食卓でのカンタの座席は、僕の前。(コタロウが左隣。モユが左斜め前。)
カンタがおもむろに箸を手に取り、すっとほぼ正しい持ち方でおかずをとった。
それまではほとんど箸には見向きもしなかったのに、
誰かに操作されているかのようにとても自然に、そしてきれいに箸を使い始めた。
それ以来、彼は3人の中でも一番上手に箸を使って食事している。
もちろん、相変わらず手づかみでも食べているが。
ご覧の通りの大きなすっぱい梅干しを、顔を何度もしかめながら、ほぼ完食しておりました。