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2007年6月22日

「仕事の学校」

高校生が身近にいる方、ぜひぜひ「仕事の学校」を紹介してくださいー。

募集要項はこちら

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 「将来の夢は何?」と、大人は子どもに向けて幾度となく投げかけている。そして子どもたちは当然のように、「職業」の名前を答える。大人もそれを期待している。「そう、○○になりたいんだ。じゃあ、○○になるためには、どういう知識や技術が必要かな? それを身に着けるためにはどうしたらいいのかな?」

 夢を職業につなげ、その職業に就くための知識と技術を習得する方法を調べさせ、進路選択という名の学校選び、会社選びをさせる。いろいろな職業が紹介されている本を手にし、カタログショッピングのように職業を選択する。

 職業に自分を合わせる、あてはめていくようなキャリア教育。もう、そういうのは、おしまいにしませんか?

 私が、この「仕事の学校」を企画するきっかけとなった一文があります。

この世界は一人一人の小さな「仕事」の累積なのだから、世界が変わる方法はどこか余所ではなく、じつは一人一人の手元にある。

― 西村佳哲(2003)『自分の仕事をつくる』 晶文社

 私たち一人一人の「仕事」が、この世界をつくっているならば、どのように仕事をしていくのか、これをもっと深く私自身も掘り下げ、そして行動していきたい。その思いに共感してくれた仲間と共に、「仕事の学校」を今夏、開催します。

 「仕事の学校」は、自分自身の仕事観をつくる「場」と「時間」を提供します。そのために次の2つのことに対して、繰り返し自分自身の回答を出していきます。まずは、2050年の自分と社会を描くこと。2050年、今から43年後、高校生は60歳前後になります。そして、夢と仕事と社会と自分、この4つの関係性を描くこと。この2つに対する回答を試行錯誤するために、5泊6日で3つの方法で学んでいきます。まずは、自分一人で回答を出し、グループや全体で共有し、刺激し、学びあいます。2つ目の方法は、実際に仕事をしている人の仕事観を聞き、自分自身の回答と照らし合わせます。そして3つ目として、「仕事体験」を通じて、頭で考えたことと体で感じたことを関係づけます。

 参加する高校生の皆さんにとって、そして関わる私たち大人にとっても、忘れられない夏の経験になるはずです。皆さんの参加、お待ちしています。

コメント (1)

西川:

 はじめまして。
横浜市で小学校教員をしている者です。
本城先生が東山田中学校の校長先生になられてから、期待してみてきました。その後、やめられて・・・、なぜ志半ばでやめられたのか理解が出来ず、胸がもやもやしたままでした。
今回、義家教育委員もやめられました。
横浜でコツコツと努力をして、目の前の子どもたちのためがんばっている多くの教員がいます。中田市長の考えもあり、本城先生や義家先生が横浜に来られ、どういう方だろうと自分なりにも本を読んだり講演を聴いたりして調べ、実際期待していました。ところが、実際は具体的な変化、いい変化が私たち同じ職場の教員には見えないまま、ただただ新聞にてやめられたという話を聞くばかりです。
そして、今回、「仕事の学校」をされるということ。本城先生が横浜でされたかったことはなんだったのですか?
2年間でできたのですか?何十年も横浜で努力をしている多くの教員の先輩たちの汗や涙に対し、どうお考えなのですか。
もしお時間があれば教えてください。
ご無礼なメールを申し訳ありませんでした。

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