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2004年10月19日

第一回「銀座 食学塾」

銀座 食学塾」に参加。

テーマは「あなたは、今日何を食べますか?それは、なぜ?~グローバル時代の食の選択』」

身近に「食」を仕事にしている人が多いのに、
あまり真面目に取り組んでこなかったので
これを機会に少し学んでみようと思う。

シンポジウムのコーディネーターはヤマケン、パネラーは松屋銀座の食品売場の課長さん、農業生産法人の代表者、農林水産省
の食育担当者、フランス大使館の人の4人。

第一回目は、問題を広げただけに終わったが、刺激になる話しがいくつかあった。

たしかに、牛乳が水より安いのは不思議だ。

話を聞き、メモを取りながら強く感じたのは、結局は、問題の解決は僕らの手元にある
ということ。教育に関する問題も同様。
政策が変わるとか、システムが変わるとかではなく、結局は、手元、自分自身の
生活から変えていくことができる。
逆に、そこが変わらない限りは、政策もシステムも変わらない。

政策やシステムなんて、いつも後追い。

「食」でいうと家庭がすべて。まずはそこからなのだ。

日本は豊かだ。だから、「食」も選択できる。
何を選択するか、どのような基準で選択するか、
やろうと思えばすべて自分の判断で選択し、実践できるはず。

作物をつくるのは、どうやら難しいらしい、というのを実感したのは最近のこと。
都内の私立中高で担当した講座で、学校の敷地内を耕しサツマイモを作ったが、
見事に失敗。正直言って、もっと簡単に作物なんてできるもんだと思っていた。

少し勉強します。
やっぱりこういうほかの分野のインプットは重要。
最近、これをサボっていたので再開しよう。

さて、今日の食学塾。懇親会がありました。
立食パーティー。
おいしい米のおいしいおにぎりも出された。

懇親会終了。
案の定、食べ物は少し残っていた。

残された食事は、胃袋の中に最終的に入ったのだろうか。
それとも、胃袋ではなくゴミ袋に入ったのだろうか。

そこだけが、ちょっと心配になった。

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