札幌で「わたしの仕事 わたしの会社」というタイトルで講演。
テーマ的に仕事観や人生観ということになるのだけど、
話しながら自分自身のことが妙に気になる。
ヤマケンや加賀谷、カネコとかを見ていると、いいスタイルの仕事してんなあ、と思う。
いや、実際、仕事してんのかどうかしらないけども、まあ、きっとやるときは、いい感じで彼らは仕事するだろうな。
移動が多くなって、その移動時間を有効に活用しようとしているけどもやっぱり移動はムダだ。
どう考えてもオレにとっては無駄だ。
今日のような不定期の移動は楽しい。
定期的な移動はオレ向きではない。
かといって、生活拠点を「仕事」のために移動するのは、やっぱり御免だ。
トライしたけど、やっぱりダメだった。
より良く生きるために生活拠点を動かすのはOK。
仕事のための転居はNO。
これは絶対に譲れないんだな、と最近気がつく。
何日か前に実家から野菜が届いた。
家の横にハウスをつくったとのこと。
そのわりには、かなりの種類の野菜。
どれも色が濃く、おいしい。
別に野菜をつくるのは、母の主たる仕事じゃないだろうが、なんかいい仕事だなあ、と感じた。
なんで自宅で食べきれないくらいの野菜をつくるんだろう?
数日前にたまたま寄った本屋で「軽井沢スタイル」という雑誌を見つけた。
タイトルは「ファーストハウスを軽井沢に!」。
別に田舎暮らしには憧れはない。(人生の半分以上、田舎に住んでんだから…)
雑誌に書かれているほど、現実は甘くはないし、冬の寒さは厳しいはず。
薪ストーブなんて、カッコいいけど、毎日それだと思うとゾッとする。
でも、新幹線で東京まで一時間か…、と思うと、ちょっと真面目に雑誌を読んでみた。
「仕事」のスタイルを変えてみて約2ヶ月がたつ。
いろいろな変化が身の回りには起こる。
そして、それに対する違和感が僕の中で起こる。
この違和感は大事にしないとな。
何を大切に生きるのか?
時間が流れて行くのか。
それとも、僕が歩いて行くのか。