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2004年6月18日

集中力って何だ?

あるプロスポーツチームのオーナーから、彼が読み終わった本をもらった。

マネー・ボール

うれしい。

貧乏球団アスレチックスの話だ。だいぶん前から買おうと思っていたのに、
なぜだか手にしていない本だったのでありがたく頂戴した。

彼とは短い時間ではあったが、濃い時間を過ごせた。
僕の仕事の話、彼のチームの話、人をどうやって育成するかなどなど。
いつも刺激と勇気をくれる。

そして「集中力」の話をした。

「集中しろ!って声かける人もいるけど、あれはダメだね。
 集中しろ!って言われて集中すると、体はなおさら堅くなって次の動きが遅くなる。」

わかる。

集中力が足りない、集中しなさいと言われることが多かった。
今でも自分自身に「集中集中」なんてつぶやいたりすることもある。

ただ、集中している状態って、実際はどういう状態なんだろうか?

心拍数、呼吸数、体温、脳波などなど、体はどういう状態の時に「集中している」と言えるんだろうか。

集中していれば、いい結果が出るのか?いい行動が起こせるんだろうか?

マラソン選手が 42.195km ずっと集中なんてしてるとは思えない。
棋士が将棋盤に向かって、勝負がつくまで集中しているなんてことはない。
100メートルの選手は、いつ集中するんだろう。

何に集中しているのか。
何のために集中するのか。

そしてその「集中力」っていったいどういう力?

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