カルチュアコンビニエンスクラブ増田社長の言葉、「人事はレイアウト」を思い出す。
中学校、高校には教科準備室があることが多い。
各科目ごとの教員の部屋。
教科を担当している教員の連携を高めたり、
資料の共有をするためにあるものだろうが、
教員全体や学年団のコミュニケーションの阻害要因にもなりうる。
大抵の場合は、教員室と教科準備室は離れている場合が多いし、
それぞれの教科準備室も距離的には近くない。
教員室と教科準備室を一体化する。
それぞれを「部屋」として独立させるのではなく、
一つの大部屋の中に、スペースとして存在させる。
中心に教員各自の机群があって、それを取り囲むように
各教科のためのスペースを用意する。
机、椅子、会議スペース、資料スペース、休憩場所…。
それぞれの配置によって、
人のコミュニケーションの流れ方は大きく変わる。