コーチ21が発行する Weekly Coach というメルマガに寄せたインタビュー記事。
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「リーダー」と「リーダーシップ」。
似てますけど、同じではありませんよね。
リーダーは、役割。リーダーシップは、存在感。
アイドル(?)グループのSMAPを想像してみてください。
リーダーは中居正広さんです。
いつもSMAPでリーダシップを発揮しているのは、中居さんでしょうか?
SMAPは、メンバーそれぞれが各自の得意なシーンで、
上手にリーダシップを発揮しています。
だからSMAPは、いつも輝いて見えるんです。
リーダーシップのダイナミックな動きが、
SMAPを最強のチームにしているのです。
中居さんが、
「リーダーはオレだ。だからオレがいつもリーダーシップを発揮するんだ!」
とか、他のメンバーが
「リーダーは中居、お前だ!だからお前がいつもリーダーシップを発揮すべきだ!」
とかやってたら、ダメですよね。
リーダーもメンバーも、リーダーという役割に固執しない。
リーダーシップというフレキシブルな存在感を大切にする。
その時に、チームとしての魅力が最大限に発揮されるんです。
プロ野球の日本シリーズも終わりました。今年は大熱戦でしたね。
強打者を目の前にしたピッチャーとキャッチャー。
どっちがリーダーなんて決めてなんかないのです。
その場その場で、自然にどちらかがリーダーシップを発揮する。
そして、そのリーダシップをもう一方が尊重する。
その呼吸、タイミングがばっちりあったときに、
見事にバッターを、最高に気持ちよく仕留めることができるんです。
「いい感じのチーム」は、リーダーという
固定的で静的な役割には依存していません。
不安定で動的なリーダーシップという存在感が、
「いい感じのチーム」にはしっかりとあります。
そういうチームをつくりあげるのは、
メンバーそれぞれの「存在感」なんです。
役割 より 存在感。
あなたは、明日からいつどんな場面でリーダーシップを発揮しますか?
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コメント (4)
先週読んだよ。言い得て妙だね。
深い含蓄がありました。
投稿者: はまちん | 2003年11月 5日 22:37
日時: 2003年11月 5日 22:37
「人間力」が強い人がいるグループは、壁のぼりを楽しそうにやるんだよな。
そんな人がいることを、メンバーが「認める」ことができると集団の力が最大限に発揮される。
逆にひとりでも「認める」ことができないと、壁は苦しいものでしかなくなっちゃう。
投稿者: akira | 2003年11月 5日 23:34
日時: 2003年11月 5日 23:34
つい先日、古本屋で川喜田二郎という人(KJ法の発明者と言った方が通りが良いかな?)の本を買いしました。
興味本位の衝動買いだったのだけど、文章が上手で「アタリ」の本だった(ノリ的には養老孟司的かな)。しんのすけのとすごく似ているリーダーシップ論が書いてあったよ。もう絶版だけどオススメです「日本文化探検」(講談社)
投稿者: ippo | 2003年11月10日 23:59
日時: 2003年11月10日 23:59
絶版本、ゲットするときには、楽天フリーマーケットでどうぞ!!http://furima.rakuten.co.jp/
実は、古本が非常に充実していて、僕はここで絶版本を何冊もゲットしたよ。
ということで、ippo オススメの本も手に入れてみます。
投稿者: 本城愼之介 | 2003年11月11日 00:39
日時: 2003年11月11日 00:39