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2003年6月17日

自分で決める

鈴木さんとランチ。

お子さんと一緒にお風呂に入って、髪を洗わせようとした時、
どうやってうまくやるか。

「太郎くん、そろそろ髪の毛を洗おうか?」
「いやだ!まだ入ってる!」
「…、太郎君、だってもうのぼせちゃうでしょ。髪の毛洗おうよお。」
「いーやーだー!」
「ほら、もう髪の毛洗うよ!」
「いーやーだーーーーー、ふぎゃー!!!」

これが大抵のパターン。

そこで鈴木さんが編み出した必殺技。

「太郎くん、
 自分ひとりで髪の毛洗うのと、
 お父さんが髪の毛洗ってあげるのと、
 お父さんと一緒に洗うの、どれがいい?」
「一緒に洗うの!!」
「よーし、じゃあ、一緒に洗おうね!」
「はーい」

選択肢を与えて、自分で決めさせると、行動が起こりやすい。

もちろん、その選択肢のいずれをとっても、
髪の毛が洗うようになってんだけどね。

でも、やっぱり自分で決めるのって大事ですね。

コメント (1)

まみ:

こんにちは。
モンテッソーリの教育論の本に、何々したい!→ダメ、と否定するのではなく、○○と××どっちがいい?と選択させる、否定しない・自発的に物事を選ばせる・・・という感じの内容がありました。

鈴木さんのお話を読んでそういえば・・・と思い出しました。

相良敦子の「ママ、ひとりでするのを手伝ってね!」などを読むとなかなか興味深いです。
では!

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