初めて「おもしろい」と思えるパネルディスカッションに遭遇した。
構想日本が主催の「第71回J.I.フォーラム 考えたことがありますか あなたの町がどうなるか」
パネリストは、
伊藤 寛さん (福島県三春町長)
清水 聖義さん (群馬県太田市長)
高橋 彦芳さん (長野県栄村長)
穂坂 邦夫さん (埼玉県志木市長)
松島 貞治さん (長野県泰阜村長)
コーディネーターは、
山田 厚史さん (朝日新聞社経済部)
山田さんに何年か前に取材してもらった。
「機会の平等、結果の平等」について、実家まで電話かけてくれて父親にも
追加取材をしてくださった。
講演をするのは好きだが、パネルディスカッションのパネラーになるのは嫌いだ。
なぜならつまらないから。
コーディネーターが質問を投げかけ、それについて順番にパネラーが答える。
そしてコーディネーターが意味不明のまとめを強引にする。
本当にこの形式は、見ているほうもやっているほうもつまらない。
今回は、山田さんは本当に最小限の進行しかしていなかった。
パネラーの方が自由に発言し、どんどん話題が展開された。
そして、強引なまとめもなし。
聴衆が各自、それぞれの話をまとめ、地下鉄の中で咀嚼したことだろう。
首長という仕事もおもしろそう、と思えた2時間30分だった。