慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで、この4月から講義を担当している。
倍率4倍の難関を突破してきた28名の履修者向けに出したメール。
To:XXXXXX Subect:問題解決のティップス ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- --- 先日の最終レポート相談会を終えて、 感じたことをまとめました。 最終レポートを書くときの参考にしてください。 おそらくレポートを書くだけではなく、 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 問題とは、理想と現実のギャップです。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ステップ1)現状を把握する ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 多くの人が、「問題」と「現象(現状)」を混同しています。 【現象】今月の売上8000万円 このときの問題は、 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ A)問題を「今月の売上が8000万円しかない。」とした場合 「なぜ8000万円しか売れなかったのか?」 でも、これはまったく意味がない! なぜなら、犯人を捜しても、「売上1億円」という目標は B)問題を「今月あと2000万円売上なくてはいけない。」とした場合 「どうやってあと2000万円売上るのか。」 これなら、「売上1億円」という目標は達成されるかもしれません。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【犯人(原因)】捜しが好きな人は、【過去】に向かう人です。 どちらも大事です。 学者じゃないんだから、 未来に向かって行動しましょう。それが大事です。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【犯人】がわかると、現象が把握できます。 【方法】がわかると、問題が解決できます。 みなさんは、どっちがいいですか? |