哲学者の鶴見俊輔氏と中学生との対話の中の、中学生の言葉。
先生に求めているのは、「仲間としての先生」と「イメージの明るい授業」。
単純そうだけど、とても難しそうだ…。
「きまりって何?」 鶴見俊輔と中学生たち 晶文社 (p24) いちばん何がほしくて、いちばん何がてっとりばやいかというと、学校が楽しめることだと思う。 マミさんがいったような先生で、家なら家でやっぱりいっしょに笑ってくれる親、 いっしょに泣いてくれる親で、自分が何をするにもバックで支えてくれる人がいること。 そのことで、自分もがんばれるということだと思う。 先生とか親に、それを求めるというか、そういう人がほしいんですよ。 そうなると、学校ももっとあたたかい学校になるし、家庭も地域も、それで、あたたかい日本が つくれる。そういうことだと感じたんですよ。 (p56) 学校にこういう先生がいて、ちょっとのことで注意する数学の先生で、「数学はしゃべっていては身につかない」と。 |